住宅を購入するタイミングはいつが良いのでしょうか。
タイミングの一つとして、結婚を機に住宅購入を検討する人もいます。
しかし、住宅購入と結婚を同時に行うのはおすすめできません。
この記事では、結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由7選を紹介します。
住宅購入に最適なタイミングと、どうしても結婚と同時に購入したい場合に気をつけたいポイントについても解説します。
「結婚と同時に住宅購入を考えている」「住宅購入のタイミングが分からない」という方は、ぜひ参考になさってくださいね◎
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結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由7選
結婚と同時に住宅を買うのはおすすめできません。
理由は次の7つです。
結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由7選
- 初期費用が家計を圧迫するから
- 毎月の生活費が把握できていないから
- 家族構成が変わることがあるから
- 仕事を辞めたり転職する可能性があるから
- ずっと住み続けるとは限らないから
- 理想の住まいをイメージしにくいから
- 万が一の際にも、簡単には売却できないから
それぞれ詳しく解説していきますね!
結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由①初期費用が家計を圧迫するから
住宅購入のための初期費用が、家計を圧迫する恐れがあります。
結婚する際には、結婚式、新婚旅行など何かとお金が必要になる場面が多いですよね。
その上で住宅購入も行うとなると、購入のための初期費用も用意しなければなりません。
初期費用の金額は人にもよりますが、安くても数百万円かかる場合がほとんど。
住宅購入にかかる費用が家計を圧迫すると、新婚生活が苦しくなったり、新婚旅行の行けなくなったりする可能性が出てきてしまいます。
結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由②毎月の生活費が把握できていないから
結婚したばかりの時期は、毎月の生活費が把握できていないため、住宅購入はおすすめできません。
住宅購入をする際には、月々の家計の収支をしっかりと把握してから、ローン返済額を決めることが大切です。
事前にシミュレーションをしていても、生活をしていくと想定外にかかる費用はたくさんあります。
生活費を把握しないまま無謀な住宅ローンを組んでしまい、生活が苦しくなることも考えられます。
まずは、夫婦2人で生活してみて、どれくらいの金額であれば無理なくローンが返せるか考えることからスタートすると安心ですよ。
結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由③家族構成が変わることがあるから
結婚後、家族構成が変わる可能性があることも理由の1つです。
結婚してすぐは、まだ家族構成の希望がしっかりと決まっていない人も多いと思います。
また、結婚当初は子どもを考えていなかったけどやっぱり欲しくなったなど、考えが変わることもあります。
結婚してすぐに住宅購入をしてしまうと、住宅と家族の人数が合っておらず、「部屋数が足りない」「狭くて窮屈」など住みにくい家になってしまうか可能性があるのです。
結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由④仕事を辞めたり転職する可能性があるから
仕事を辞めたり転職することで、ローン返済が負担になる場合もあります。
最近では結婚時に夫婦ともに働いている場合が多く、ペアローンを組むケースも珍しくありません。
ペアローンとは、1つの住宅に対して、夫婦それぞれが契約者としてローンを組む方法です。
しかし、子どもが生まれるとこれまで通りの働き方が難しくなり、どちらかが仕事を辞めたり時短を取って収入がダウンすることはよくあります。
収入が減ってもローンの返済額は変わらないため、食費や交際費など別の部分で節約することになります。
結婚と同時に住宅購入をする際には、ローンの返済額に要注意です。
結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由⑤ずっと住み続けるとは限らないから
結婚と同時に購入した住宅にずっと住み続けるとは限りません。
転職や子どもの学校関係など、どうしても引越しが必要になる場合もあります。
しかし、住宅を購入していると気軽に引越しはできません。
住宅を購入したことで、転職を諦めたり子どもが希望する学校に行けなかったりなどがあると、残念に感じてしまいますよね。
結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由⑥理想の住まいをイメージしにくいから
結婚して間もないタイミングだと、理想の住まいをイメージしにくいです。
住宅購入の後悔を避けるためには、自分たちの生活パターンに合った家を選ぶことが重要。
「1人になれる部屋が必要」「洋服が多いから豊富な収納がいる」など、一緒に住んでみないと分からないことは意外とあります。
住宅購入を優先するよりも、まずは一緒に暮らしてみて夫婦それぞれの住まいに関する希望を明確にすると良いでしょう。
結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由⑦万が一の際にも、簡単には売却できないから
どうしても売りに出さなければならないとなった際に、簡単に売却ができないのも理由です。
結婚後すぐに家を購入すると、家族構成の変更や転職、退職などが理由で、住宅を売却するケースも少なくありません。
しかし、家の売却はやることも多く慣れない手続きに疲れてしまう人も多いです。
家の条件によっては、中々買い手が見つからないといったパターンもあります。
結婚と同時に家を購入する場合は、「ずっと住み続ける」or「価値が下がりにくい住宅を購入する」などを考慮する必要があるでしょう。
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住宅購入の最適なタイミングはいつなのか?
住宅購入の最適なタイミングは人によって異なります。
ちなみに、「令和3年度住宅市場動向調査報告書」によれば、初めて住宅を購入した世帯主の年齢は30代が多いようです。
また、家を購入は次のようなライフイベントに合わせて購入する人も。
住宅購入するタイミングの主なライフイベント
- 結婚したとき
- 出産したとき
- 子どもが入園・進学したとき
- 子どもが独立したとき
- 定年退職したとき
住宅購入するタイミングで最も多いと言われているのは、出産したときです。
出産したタイミングは、子どもも含めた生活パターンを考慮して立地や間取りを考えやすいのが、メリット。
また、子どもが入園・進学したタイミングも、住宅購入する方は多いです。
人気のある学区内の土地を購入しておけば、資産価値が落ちにくいといった利点もありますよ。
どうしても結婚と同時に住宅を買いたいなら気をつけるべき3つのこと
デメリットがあったとしても、どうしても結婚と同時に住宅を購入したいという方もいるかと思います。
そこでここでは、結婚と同時に住宅を購入する際に気を付けるべきことを解説します。
どうしても結婚と同時に住宅を買いたいなら気をつけるべき3つのこと
- 結婚後の生活をしっかりとイメージする
- ローン費用は無理のない範囲にする
- 住み替えしやすい家を検討する
結婚と同時に住宅を購入する際に気をつけるべきこと①結婚後の生活をしっかりとイメージする
住宅購入後に後悔しないためには、結婚後の生活を明確にイメージしてから購入することが大切です。
具体的には、次のようなことを考えておくと良いですよ。
- 結婚で必要な大きな出費
- 毎月の生活費
- 家族構成の希望
- 転職や退職の予定
- 転勤の可能性
- 子どもが生まれた場合の仕事について
もちろん、すべてが予定通りに行くとは限りません。
しかし、事前にきちんと夫婦で話し合ってから購入することで、購入後の「こんなはずじゃなかった」を少しでも避けることができますよ◎
結婚と同時に住宅を購入する際に気をつけるべきこと②ローン費用は無理のない範囲にする
ローン費用は無理の範囲で設定しましょう。
結婚後、転職や退職で世帯収入がダウンすることがあります。
万が一、収入が減ったとしても返済していける金額をしっかりと算出してくださいね。
結婚と同時に住宅を購入する際に気をつけるべきこと③売却も考慮して家を選ぶ
転職や転勤など、引越しする可能性が少しでもある場合には、売却時のことを考えて家を検討するのがおすすめです。
次のような条件の土地は、売れやすく価値も下がりにくいと言われています。
売却しやすい土地の条件
- 駅や商業施設に近い
- 南向きの土地
- 人気の学校が近くにある
- 治安や周辺環境が良い
結婚と同時に住宅を購入する場合には、売却しやすい土地を選ぶことで、引越しのリスクに備えることができますよ。
まとめ
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結婚と同時に住宅を買うのがNGなことについて紹介しました。
今回の記事をまとめると…
結婚と同時に住宅を買うのが絶対NGな理由7選
- 初期費用が家計を圧迫するから
- 毎月の生活費が把握できていないから
- 家族構成が変わることがあるから
- 仕事を辞めたり転職する可能性があるから
- ずっと住み続けるとは限らないから
- 理想の住まいをイメージしにくいから
- 万が一の際にも、簡単には売却できないから
住宅購入をするタイミングとしては、年代で多いのは30代、ライフイベントでは出産したときに購入する人が多いようです。
しかし、ベストなタイミングは人によっても異なるため、夫婦でまずは購入の時期をしっかりと話し合いましょう。
もし、結婚と同時に住宅購入を希望する場合には、結婚後のライフプランをなるべく明確にイメージするようにしてくださいね◎
マイホーム購入は人生の中でも一大イベントの一つです。
将来設計やお金についてしっかりと考えて、タイミングを見極めましょう。