注文住宅を建てるとき、西日の眩しさを気にして、西側の窓をなしにしようと考えるケースは多いのではないでしょうか?
確かに、西側の窓を思い浮かべると、強い西日が入り込み、住みにくくなるのではないかというイメージが大きいかもしれません。
しかし実際には、西側を窓なしにしたことで後悔したと感じているケースも多くあるんです。
そこで今回は、西側を窓なしにして後悔した瞬間について、具体的な理由を挙げながら解説していきたいと思います。
窓の付け方は、家づくりにおいてかなり重要なポイントとなるはずなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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西側を窓なしにして後悔したと感じる3つの瞬間
西側を窓なしにした人たちは、実際にどのような点で後悔しているのでしょうか?
ここでは、後悔したという声が特に多いとされる3つのポイントを挙げて、解説していきます。
- 午後になるとすぐに室内が暗くなってしまう
- 風通しの確保が難しい
- 冬場の冷え込みが厳しくなる
後悔した瞬間①午後になるとすぐに室内が暗くなってしまう
西側の窓がないと、午後になると室内が暗くなるのが非常に早くなります。
そのため、普通ならまだ部屋の照明を点けなくても自然の明るさで過ごせるような時間帯でも、部屋の照明に頼らなければならなくなってしまいます。
午後になってからすぐに室内が暗くなってしまうと、一日が終わっていく感覚も早く感じられてしまい、午後の時間をゆっくりとした気持ちで過ごせなくなってしまったと後悔する声も少なくありません。
後悔した瞬間②風通しの確保が難しい
西側の窓をなくしたことで、風通しの確保が難しくなってしまったと後悔するケースも非常に多いです。
例えば、湿気が溜まりやすくなる時期や、リビングで焼肉などをしたときなど、風通しを確保して換気をしたいシーンは多々あります。
そんなとき、西側の窓がないせいで開けられる窓の数が少なくなってしまうと、効率よく換気することができなくなってしまうでしょう。
西側の窓が1つあるだけでも、空気の流れの良さは大きく変わるはずです。
後悔した瞬間③冬場の冷え込みが厳しくなる
西側を窓なしにしたことで、冬場の冷え込みが厳しくなってしまい後悔したという人も少なくありません。
西側に窓がないと、午後の日差しが家の中まで入って来なくなってしまうため、冬場は室内が暖まりにくくなってしまいます。
太陽の出ている日中でもエアコンなどの暖房器具を使わなければ過ごせないほど冷え込んでしまい、電気代が高くついてしまうケースも多いでしょう。
西側を窓なしにするメリットももちろんあります
西側を窓なしにして後悔したという声は確かにありますが、逆に窓なしにすることで得られるメリットももちろんあります。
ここでは、西側を窓なしにすることで得られる3つのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
- 西日の眩しさに困ることがない
- 夏場でも暑くなりすぎず快適に過ごせる
- 床や壁などの日焼けを防げる
メリット①西日の眩しさに困ることがない
西側を窓なしにすれば、家の中で過ごしているときに西日の眩しさに困ることがなくなります。
西側に窓があると、夕方になると強い日差しが入り込んできて、眩しくて不快感を覚えるケースは非常に多いです。
その点、西側の窓をなくしてしまえば、西日が直接入り込んでくることがなくなるため、眩しさに悩まされることなく快適に過ごすことができるでしょう。
メリット②夏場でも暑くなりすぎず快適に過ごせる
西側を窓なしにすることで、夏場でも室内が暑くなりすぎることがなく、快適に過ごすことができます。
西側に窓がある場合、午後の直射日光の影響により、夏場は家の中が非常に暑くなってしまいます。
そのため、西側を窓なしにしておけば、どんなに日差しの強い夏の日であっても暑くなりすぎず、快適な室温を保ちやすくなるでしょう。
メリット③床や壁などの日焼けを防げる
西側の窓をなくすことで、床や壁などの日焼けを防げるという点も、大きなメリットといえるでしょう。
西側に窓があり、西日が直接入り込んでしまうと、直射日光があたる部分の床や壁が日焼けしてしまい、変色や劣化が進んでしまうことはよくあります。
また、床や壁だけでなく、置いてある家具が日焼けしてしまうことも多いでしょう。
西側の窓がなければ、西日による日焼けを防ぐことが可能になり、こだわりの内装や家具を綺麗なままキープすることができるはずです。
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西側の窓の有無はどうやって判断したらいいの?
西側の窓に関しては、あったほうがいいという意見と、ないほうがいいという意見の両方があるため、結局どうやって判断すればよいのか分からずに悩んでしまいがちですよね。
そこで、西側の窓の有無の判断の仕方として、3つのポイントを挙げてみたので、悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
- 西側に隣接する建物があるかどうか
- 午前と午後はどちらの方が家で過ごす時間が長いか
- 冬の寒さと夏の暑さならどちらの方がストレスを感じるか
どうやって判断する?①西側に隣接する建物があるかどうか
西側の窓を検討する際は、自分の家の西側に隣接する建物があるかどうかという点を1つの判断基準にするとよいかもしれません。
例えば、西側に隣接する建物がある場合は、夕方の眩しい西日が直接室内に入り込んでくる心配がなくなるため、西側にも窓を設けたほうが良い判断といえるでしょう。
反対に、西側に隣接する建物がなく、西日がダイレクトに入ってくるような立地に家を建てる場合は、西側の窓をつけることでデメリットのほうをより強く感じることになってしまう可能性が高いため、注意が必要です。
どうやって判断する?②午前と午後はどちらの方が家で過ごす時間が長いか
西側の窓は、家で過ごす時間帯によって判断するというのも良い方法です。
例えば、どちらかといえば午後の時間帯に家で過ごすことが多い場合は、午後になっても明るい空間が保たれるよう、西側の窓をありにしたほうがよいかもしれません。
反対に、仕事などで帰りが遅く、家で過ごす時間はどちらかといえば午前中のほうが重要だという場合は、西側を窓なしにしてもそこまで大きく後悔することはないでしょう。
どうやって判断する?③冬の寒さと夏の暑さならどちらの方がストレスを感じるか
西側の窓の有無で迷った際は、冬の寒さと夏の暑さならどちらの方がストレスを感じるかという視点で考えてみるのもおすすめです。
例えば、寒がりなタイプで、冬場に家の中が冷え込んでしまうのは特に避けたいという人であれば、西側を窓ありにして日差しが入るようにしたほうがよいでしょう。
逆に、暑がりなタイプで、夏場に熱気がこもってしまうのを特に嫌がる人であれば、西側の窓はなくしておいたほうが、夏でも比較的涼しく快適に過ごせるかもしれません。
西日が眩しくてイヤなら窓のかたちを工夫すれば解決できるかも
西側の窓で最も大きな懸念点とされるのが、西日が眩しいという点かと思います。
もし、西日が眩しくなるのを気にして西側を窓なしにしようとしているのであれば、窓の形を工夫することで解決できるかもしれません。
このような場合におすすめなのが、地窓の採用です。
地窓とは、床に近く低い位置に設けられる窓のことで、もともとはホコリなどを屋外へ掃き出すのを目的として和室に付けられるのが一般的だったといわれています。
地窓のメリットは、以下の通りです。
- 眩しさを感じずに採光を確保できる
- 外からの目線が気にならない
- 壁面を有効活用しやすくなる
西側の窓問題で悩んでいる人は、これらのメリットを知ることで、地窓の採用も検討してみてはいかがでしょうか?
▼地窓のあるある後悔5選|意外と多い地窓の失敗
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地窓のあるある後悔5選|意外と多い地窓の失敗
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地窓のメリット①眩しさを感じずに採光を確保できる
地窓なら、足元付近の低い位置に設けられるため、眩しい西日の光が直接目に飛び込んでくることがなくなります。
西日による眩しい光を防ぎつつも、採光をしっかりと取ることができるため、室内が暗くなってしまうという心配もありません。
地窓のメリット②外からの目線が気にならない
低い位置にある地窓は、外からの目線が気にならないというメリットもあります。
一般的な位置の窓では、家の外を歩く通行人の目線と高さがちょうど合ってしまうケースが多く、カーテンを開けておくと気になってリラックスして過ごせないといったことはよくあります。
その点、地窓を採用しておけば、通行人の目線よりも低い位置となるため、外からの目線にストレスを感じることはなくなるでしょう。
地窓のメリット③壁面を有効活用しやすくなる
地窓を採用することで、窓より上の部分の壁面を有効活用しやすくなるというのも、メリットの1つといえるでしょう。
例えば、地窓の上の部分に壁面収納を取り付けたり、お気に入りの絵画やポスターなどを飾って楽しんだりすることができるようになります。
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まとめ
家づくりにおいて、西側の窓をどうするかで悩むのは珍しいことではありません。
実際、西側を窓なしにして後悔したという人もいれば、逆に西側を窓なしにしてよかったと感じている人もいます。
そのため、まずは西側を窓なしにすることのメリットとデメリットの両方を理解し、その上で自分はどちらのほうが合っているかをよく考えることが非常に大切です。
今回は、迷ったときに判断するポイントや、地窓を採用することで解決できる可能性などについても解説してきました。
西側の窓問題で悩んでいる人は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてくださいね。