相見積もりを取るべきなのかどうか迷っていませんか?
すでに夢のマイホームを手に入れられた先輩施主さんたちの中でも、一社検討推奨派の人と相見積もり推奨派の人が両方いますが、どっちが本当に良いのかはとても気になりますよね。
なぜならば、相見積もりを取らないことによって、私たち施主が晒されるリスクというものがあるからです。
そこで今回は、注文住宅を建てる際に相見積もりを取らなかったとによって発生する可能性があるリスクとデメリットについて、詳しく解説していきます。
一社検討にするのか、複数社を検討して相見積もりをもらうか迷われている方は、ぜひ参考にされてみてください。
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相見積もりを取らないと発生するリスク
相見積もりを取らないと発生するリスクやデメリットは、確実にあります。
一社検討と相見積もりを取っての複数社の検討、どちらが楽なのかと言われたら、もちろん一社検討の方が楽なんです。
一つのハウスメーカーとだけ話をしていけば良いので、担当者とのやり取りや交渉ごとも少なくて済みます。
ただ、私たちにとってほぼ確実に人生で一番大きな買い物となるであろう注文住宅、楽な方に流されるだけで良いのでしょうか?もしマイホームが完成した後に後悔するなんてことが発生したら、それこそ目も当てられなくなりますよね。
そのためこの章では、相見積もりを取らないことによって私たち施主に発生する可能性があるリスクとデメリットについて、詳しくお伝えしていきます。
リスク①最適なハウスメーカーなのか判断が付かない
一社検討だけでは、そのハウスメーカーが自分にとって本当に最適なのかを判断するのが非常に難しいです。
注文住宅を建てる際によく言われてものとして、「3回建てないと理想のマイホームは手に入らない」というものがあります。
でも、実際に注文住宅を建てる人は、3回目どころかほとんどの人が初めて。
注文住宅の検討を始めていきなり、「自分はこのメーカーでこんな間取りのおうちが良い!」と明確にイメージできる人はまずいません。
なので、一社検討の場合は、本当にそのハウスメーカーが自分にピッタリなのかどうか、判断するのがとても難しいのです。
日本には多くのハウスメーカーや工務店がありますから、仕様面・金額面ともにもっと満足できる自分に最適なビルダーがあるかもしれません。
そんなビルダーさんに巡り会うためにも、相見積もりを取ってみた方が良いのです。
リスク②家を建てた後に後悔する可能性があります
一社検討と複数社検討を比較すると、建てた後に後悔する確率は一社検討の方が高いです。
一社検討だけで自分のおうちを建てた場合、建てた後から「もっと良いハウスメーカーがあったんだ!」と思って後悔する確率が、複数社検討の場合より確実に上がります。
例えば、一社検討で家を建てた後に、下記のようなことがあれば、あなたはきっと後悔してしまうことでしょう。
- 単純に、もっと比較検討してから家を買えば良かったと思った。
- 後輩施主さんが建てた家が、自分と同じような家なのにもっと安かった。
- 後輩施主さんが建てた家が、自分とほぼ同じ値段なのに明らかもっと住みやすそうだった。
複数社検討の場合は、上記のようになってしまう確率がグッと減ります。
仮に自分で比較検討して納得して選んで、それで後悔するのなら、まだ後悔の気持ちは浅くて済みます。
このように、後悔を回避するためにも、相見積もりを取っての複数社検討が大事です。
リスク③価格交渉が難しくなります
一社検討では、価格交渉が難しくなります。
注文住宅を建てる際の価格交渉は、もちろん一社検討でも複数社検討でもどちらでも可能です。ただ、難易度がどちらが高いのかといえば、断然一社検討です。
一社検討の場合は、価格交渉しようにもこちらに交渉材料がありませんので、交渉ごとに慣れてない人にとってはなかなか難しいのです。でも、相見積もりの結果があれば、他社の見積もりが最強の交渉の武器になります。
その相見積もりの結果が、同じ価格帯で家を建てている他社のハウスメーカーのものであれば、なおさら有効になります。
このように、交渉ごとに慣れていない私たちがハウスメーカーから十分な値引き額を引き出す時にも、相見積もりは使えるのですね。
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相見積もりを取ると失礼?嫌がられる?
ここまでのお話しで、相見積もりを取らない場合のリスクについてはご理解頂けたのではないかと思います。
でも、いざ実際に相見積もりを取ろうとしたときに、どうしても下記の2点が気になってしまいますよね。
相見積もりで気になること
- 相見積もりを取るのは、失礼にならないのか?
- 相見積もりを取ると、嫌がられないのか?
この章では、この2つのポイントについて詳しくお伝えしていきますよ。
相見積もりは失礼なのか?
適切なタイミングで行えば、失礼ということは絶対にありません!
相見積もりは私たち買う側の人間にとっての正当な権利ですので、適切なタイミングでとる相見積もりは全然失礼にはなりません。適切なタイミングについては後ほど解説します。
ハウスメーカーの営業の人も、お客さんが相見積もりを取ることは想定の範囲内で慣れっこですから、失礼と思われることはまずないでしょう。
しかし、相見積もりをとる適切なタイミングを逃してしまい、下記のような状況で相見積もりをしてまったら「失礼」や「非常識」と思われる可能性がでてきます。
- そのハウスメーカーの人が必死になって見つけてくれた土地で家を建てることにしたのに、そこから他社の相見積もりを取り始めた
- 自分担当の設計士さんが入ってくれて家の詳細図面まで決まり、あとは契約のハンコ押すだけという状況になったのに、そこからさらに相見積もりを取ろうとした
このように、家の検討状況が進めば進むほど「失礼」や「非常識」というシチュエーションになってしまう確率がどんどん上がってしまいます。
なので、失礼とならない相見積もりを行うためには、適切なタイミングで相見積もりをすることが大切です。
相見積もりは嫌がられるのか?
嫌がられる可能性はありますので、ハウスメーカーの方へのマナーと気遣いは忘れないようにしましょう。
ハウスメーカーの方も感情を持った一人の人間ですので、嫌がられるかどうかという視点でみた場合は、嫌がられる場合もあるでしょう。
実はこれ、マンションや建売住宅の場合はとっても簡単な話なのです。
なぜならば、おうちの仕様が確実に決まっているので、どれだけそのビルダーさんに嫌がられようが可能な限り価格交渉をして、安い値段で買った方がお得になるからです。
しかし、注文住宅になるとちょっと話が違ってきます。
理想のマイホームが建てられるように、これからあなたとハウスメーカーの二人三脚で、おうちを作っていかなければならないのです。
なので、あまりにもハウスメーカーへの気遣いなしで露骨に相見積もりを取って価格交渉をしようとすると、下記のような状況になることがあります。
- ハウスメーカーの担当者と険悪な雰囲気になって、打ち合わせが楽しくなくなる(気まずくなる)
- おうちの設計が、あなたの理想を叶えるためではなく、ただライバルのハウスメーカーに金額的に勝つためだけのものになってしまう
注文住宅の最大の醍醐味は、自分の思った通りの間取りのおうちを建てられることですが、その打ち合わせが苦痛の時間になるのは辛すぎます。
また、最初は家族の幸せな生活を手に入れるために買おうと思っていた注文住宅が、自分でも気がつかないうちに、目的がただ単に安くお得に買うことにすり替わってしまっている場合があります。
こうなってくると、そもそもの注文住宅を買うという選択肢自体が本末転倒になってしまいますので、相見積もりを取るのはとても大事なことですが、こちらもマナーと礼節を持って、きちんハウスメーカーの方々とやり取りをしていけたら良いですね。
まだハウスメーカーが決まっていないあなたへ。タウンライフ家づくりでハウスメーカーを比較・検討してみませんか?あなたの希望する複数のハウスメーカーが、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
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でもやっぱり注文住宅の相見積もりは取るべきです
これまでお話ししてきた通り、相見積もりを取らないことによって、私たち施主に発生するリスクやデメリットというものがあります。
相見積もりは私たち施主が持っているごく当たり前の権利ですので、それが失礼に当たるということもありません。
ただ、ハウスメーカーの営業も人間なので、多少は嫌がられたり、めんどくさいと思われることもあるかもしれませんが、向こうも慣れていますので、マナーと礼節を守っている限りそこまで人間関係が崩れることもないでしょう。
そのため、私たち施主は相見積もりを取らなかったことによるリスクを回避するためにも、変にハウスメーカーの人に気を使ったりすることなく、自分が良いと思った会社の見積もりを複数もらってみることが大切です。
正しい相見積もりの取り方・手順
最後に、相見積もりを取る適切なタイミングを含めた、正しい相見積もりの取り方の手順をお伝えしようと思います。
正しい相見積もりの手順
- カタログ、ネット、住宅展示場見学などで、自分に合ったハウスメーカーを探す
- 打ち合わせを重ね、条件が合えば契約したいと思える会社を2〜3社に絞る
- そのハウスメーカーから相見積もりを取って、仕様・金額面の比較検討をする
ざっくりいうとこんな感じなのですが、相見積もりというのはとても奥が深く、状況によってもコツや注意点が変わってきます。
▼相見積もりの正しい手順と重要なポイント
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注文住宅の正しい相見積もりの取り方【元住宅営業マンが語る】
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まとめ:勇気を出して時間を惜しまず相見積もりを取ろう
相見積もりを取らないリスク
- 自分に最適なハウスメーカーが判断できない
- 家を建てた後に後悔する可能性が高くなる
- 価格交渉が難しくなる
相見積もりの際に気をつけること
適切なタイミングでおこなう相見積もりは失礼ということは絶対にないけど、注文住宅の場合はハウスメーカーと協力しておうちを作っていかなければならないので、マナーと礼節を忘れずに、担当者との良好な関係が崩れないように注意する必要がある。
ここまで読んでくださったあなたも、相見積もりを取らなかった時のリスク、また、相見積もりの正しい取り方や注意点などもお分かり頂けたのではないかと思います。
なのでこれから注文住宅を建てようとされているあなたも、勇気を出して相見積もりを取って、ぜひ理想のマイホームを手に入れてくださいね。
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