- 玄関に手すりは必要?
- どのようなメリットがあるのか知りたい!
家の中に手すりを採用しますか?
お風呂やトイレなどにつける方もいますが、ぜひ玄関にもつけてください!
玄関と玄関ホールの間に手すりをつけると、使い勝手が格段に良くなります。
今回は、玄関の手すりのメリットを紹介して、必要性をお伝えします。
この記事を読んだ方は必ず玄関の手すりを付けて使いやすい玄関にしましょう。
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玄関に手すりがあるメリット
では、玄関に手すりがあると、どのようなメリットがあるのかお伝えします。
手すりのメリット6つ
- 靴の脱ぎ履きがラク
- 框の上り下りのときに身体への負担が少ない
- 転倒しにくくなる
- クロスが汚れにくい
- 荷物を一時的にかけておける
- デザイン性を重視すれば空間のアクセントになる
手すりのメリット①靴の脱ぎ履きが楽
靴を脱ぎ履きするときに手すりがあると、とても楽です。
身体が健康体のおとなは普段靴を脱ぎ履きするときに、玄関框のあたりに腰かける方はあまりいないですよね。
多くの方が立ったまま靴を脱ぎ履きしていると思います。
靴を脱ぎ履きするときにつま先立ちをしたり態勢がくずれる瞬間があります。
そんなときに手すりがあると、つかまって身体を支えることができます。
手すりのメリット②框の上り下りのときに体への負担が少ない
玄関の手すりがあると高齢者の方にとっても、もちろん使い勝手がよくなります。
例えば、框に腰を掛けて靴を脱ぎ履きし、いざ立とうというときに膝や腰にかなり負担がかかります。
また、立ったままで玄関框の段差を降りようとするときも、同じく負担がかかりますよね。
そんなときに玄関の手すりがあれば、自分の身体を支えながら移動ができます。
将来的にも必要性が高い物なので、絶対に新築時から施工することをおすすめします。
さらに、玄関の手すりに加えて、玄関框よりも少し高いベンチをつけるとさらに高齢者に優しい玄関になります。
座面が少し高いだけでも、立ったり座ったりするときの身体の負担が減るからです。
立ち上がろうと手すりを使うときにも、座面が高ければ腕の力もそこまで使わなくてもいいので楽です。
身体に負担がかかりにくい玄関にしたければ、手すりとベンチをセットで検討しましょう。
手すりのメリット③転倒しにくくなる
玄関の手すりは転倒防止にもつながります。
- 小さなお子様が自分で段差を上がるとき
- 雨などで玄関タイルが濡れていて滑りやすいとき
- 足の動きが悪くなった高齢者が段差を下りるとき
このようなときに、転倒する危険性が高まります。
玄関に手すりがあれば、手すりを使うことで滑ったり躓く可能性が低くなり、転倒しにくくなります。
手すりのメリット④クロスが汚れにくい
手すりがない玄関では、無意識の内に壁に手をついています。
- ヒールやブーツの脱ぎ履きをするとき
- 革靴を履くために靴ベラを使うとき
- 子供が段差を上がるとき
- お年寄りが段差を降りるとき
あまり意識していないかもしれませんが、多くの方は身体を支えるために玄関の壁を触ってしまっているのです。
大体同じ場所を触ってしまうので、手あかが徐々に付着してクロスが汚れてしまいます。
また、外で遊んできたお子様は手が泥だらけかもしれません。
クロスは汚れが中々落ちにくく、自分で張り替えるのはなかなか大変です。
また、玄関はたくさんの来客も見る場所なので、できればきれいな状態を保ちたいですよね。
手すりがあれば、壁を触る必要がないので壁が汚れにくくなります。
使い勝手のいい場所に手すりを採用して、長い間きれいなクロスを保てるようにしましょう。
手すりのメリット⑤荷物を一時的にかけておける
本来の用途とは違いますが、手すりは耐荷重性があるので荷物を一時的にかけておくことができます。
例えば、外から荷物を持って帰って来たとき‥。
玄関ホールに荷物を置いて、框を上がってから床に置いてある荷物を持ち上げるのは大変ですよね。
手すりがあれば靴を脱ぐ間は荷物を手すりにかけておけるので、再度かがんで荷物を持ち上げる必要はありません。
また、明日の朝子供が学校に持って行く体操服や給食着をかけておけば、目に入りやすいので忘れ物防止にもつながります。
小さな子にいたずらされたくない荷物は、玄関の手すりにかけておけば届かないので安心です。
様々なものをかけられるので、手すりとしての用途以外にも意外と使い勝手がよく、採用して良かったとの声も高いです。
手すりのメリット⑥デザイン性を重視すれば玄関のアクセントになる
ベーシックなデザインの玄関の手すりは、お世辞にもオシャレとは言い難いですよね。
そのため、おしゃれな玄関にしたいという方は、玄関の手すりを嫌がることもあります。
しかし、玄関の手すりにはおしゃれなデザインの物もたくさんあります!
建物の雰囲気に合わせてデザイン性のある手すりを選ぶと、玄関のアクセントになってとてもおしゃれです。
使い勝手だけでなく空間デザインにもこだわるなら、手すりもオシャレなものを探しましょう。
ただし、荷重がかかる物なので必ず下地は入れておきましょう。
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玄関に手すりがあるデメリット
玄関に手すりがあることによって考えられるデメリットはほとんどありません。
デメリットというよりは、失敗例のような意見をいくつか紹介します。
手すりのデメリット3つ
- 使ってみると位置が微妙だった
- デザインにこだわりすぎたら握りづらかった
- 白の手すりにしたら汚れが目立った
手すりの失敗例①使ってみると位置が微妙だった
施工する位置によっては使い勝手が良くなかったという方もいます。
かなり身長差のある家族が横方向に長い手すりを付けたところ、奥様は使いやすいがご主人やお子様は使いにくかったという意見がありました。
家族でかなり身長差があるなら、縦方向の長めな手すりを選んでみんなが使いやすいようにしましょう。
手すりの失敗例②デザインにこだわりすぎたら握りづらかった
先ほど紹介したアイアン調や木の手すりを選んだら握りにくかったという意見もあります。
アイアン調は細めで力が入れにくいこともあります。
また、冬場の朝などはかなり冷たくなってしまうことも多いです。
また、無垢の木の手すりは太くごつごつとしていて握りにくいこともあります。
デザイン性のある手すりを選ぶ方は、握りやすさもしっかりとチェックするといいでしょう。
手すりの失敗例③白の手すりにしたら汚れが目立つ
白の手すりを選んだら手垢で汚れてしまったという方もいます。
手垢は中々落ちにくいので、付いてしまうとお手入れが大変です。
明るい色の手すりを採用したいなら、真っ白ではなく木目が入った白にするなどの工夫をするといいでしょう。
玄関に手すりは必要だと思います
たくさんのメリットを考えると、玄関の手すりは採用した方がいいでしょう。
しかし、私が営業をしていたときはそこまで採用率は高くなく、恐らく50%くらいの採用率だったと思います。
今になると、こちらからもっと提案しておけばよかったかなとも感じています。
そこまでおすすめする理由は次の2つです。
手すりをオススメする理由①どの世代にもメリットがある
玄関に手すりがあることでどの世代にもメリットがあります。
- 子供や高齢者の転落やケガの防止
- 高齢者の身体の負担の軽減
- 大人は荷物がかけて置けるなどの利便性の良さ
家族全員の安全性や利便性を高めてくれる設備は中々ないので、ぜひ採用してほしいと思います。
手すりをオススメする理由②長い間使い続けられる
最近の便利な設備は電気が絡んでいることが多く、故障や交換がつきものです。
しかし玄関の手すりはネジで取り付けるだけなので、長く使っていても交換等は必要ありません。
玄関の手すりは、長い間使い続けられるかなりコスパのいい設備です!
手すりを採用して玄関の安全性・使い勝手を向上させよう
玄関の手すりは標準仕様のハウスメーカーもあればそうでないハウスメーカーもあります。
そのため、採用するかどうかは個人の自由です。
しかし、玄関の手すりには様々なメリットがあります。
後付もできますが、事前に下地を入れておかなければいけません。
下地を入れ忘れると柱などに合わせて施工しますので、使い勝手が良い場所につけられないかもしれません。
また、後付け型で突っ張りタイプや置き型などもありますが、どれも圧迫感がありオシャレとは言えません。
使い勝手や見栄えを考えても、建築時に玄関の手すりをつけることをおすすめします。
オシャレで使いやすい手すりを施工して、家族の安全性や生活の利便性を高めましょう。
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