ミサワホームを検討していると、必ず耳にするのが「蔵のある家」。

しかし、なかには「蔵にカビが発生しやすい」といった声も。
実際にはどうなのか気になりますよね。
そこで本記事では、ミサワホームの蔵のある家はカビが生えやすいのかといった点について解説します!
蔵のある家でのカビ対策や、蔵の魅力についても詳しく紹介。

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ミサワホームの「蔵のある家」とは?
引用:ミサワホームHP
「蔵のある家」とは、ミサワホームが独自開発した大収納空間「蔵」を導入できる家のこと。
ポイント
「蔵」を作るためには複数の制約があり、天井高が1.4m以下、床面積が直下の階の2分の1未満の空間などの条件を満たすことが必要です。
蔵ある家の特徴は、なんといっても収納面積が大幅に確保できるところ。

また、蔵の部分は居室としては扱われないため、固定資産税の対象にならないのも人気の理由です。
「蔵のある家」はミサワホーム以外でも実現できる?
「蔵のある家」はミサワホーム以外でも実現できます!
ただし、蔵を入れると間取りが複雑になるため、ハウスメーカーによっては断られることも…。

例えば、アイ工務店はデッドスペースを活用した半地下収納、ヤマト住建は1.5階、2.5階にあるスキップフロアなどが記載されています。
ミサワホーム以外で蔵のある家を希望する場合は、一度HPをチェックしてみてくださいね。
▼蔵のある家をミサワホーム以外で実現したい方はこちらの記事へ
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「蔵のある家」はミサワホーム以外でも実現できる?できない?
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蔵はカビが発生しやすい?
蔵は、どちらかといえばカビが発生しやすいです。
しかし、蔵に限定されたことではなく、クローゼットのような収納空間全体に言えること。

蔵を導入する際には、湿気対策をしっかりと行えば十分に防げるでしょう。
蔵のある家で実践したいカビ対策4選
蔵のある家でカビを発生させないためには、湿気管理を行うことが大切。
ここでは、具体的なカビ対策を4つ紹介します。
蔵のある家で実践したいカビ対策
- 換気口を設置する
- 調湿機能のある壁材を採用する
- 除湿アイテムを使用する
- 収納方法に気をつける
蔵のある家のカビ対策①換気口を設置する
蔵のある部分に、換気口を設置しましょう。
蔵は、外部からの空気の流れが制限されるため、換気が不十分になる可能性があります。

具体的には、「換気扇を設置する」「窓を取り付ける」などがおすすめ。
定期的に空気を入れ替えることで、カビが発生しにくくなりますよ。
蔵のある家のカビ対策②調湿機能のある壁材を採用する
調湿機能のある壁材を採用するのも、カビ対策には有効です。
調湿効果のある壁材の一例
- 珪藻土
- 漆喰
- エコカラット
壁材は、施工するだけでちょうど良い湿度に調整してくれるのがメリット。
デザインや費用もさまざまなので、希望に合わせて選んでみてくださいね。
蔵のある家のカビ対策③除湿アイテムを使用する
除湿アイテムを使用して、湿気を取り除くことも大切です。
除湿剤、除湿機などを活用して、湿度を下げましょう!
また、サーキュレーター等を利用して、空気を循環させるのも除湿には効果的◎

家を建ててから、「湿気が気になるかも…」と思ったときにすぐできる対策なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
蔵のある家のカビ対策④収納方法に気をつける
蔵のある家は、収納物の管理方法にも気を付けましょう。
カビが発生しにくい収納方法
- ギュウギュウに詰め込みすぎない
- 濡れたものを収納しない
- すのこを敷く
収納物が多すぎると湿気が溜まりやすくなり、カビの原因になります。
物と物の間が少し空く程度に収納量を調整しましょう。
また、蔵に物を収納するときはしっかりと乾いた状態で収納するのがポイント。

蔵のある家はオンリーワンの魅力が詰まった家
蔵のある家は、しっかり対策をすればカビの心配をする必要はありません。
むしろ、カビが発生する不安よりも蔵には魅力がたくさんあります。
ここでは、蔵の魅力について解説します。
蔵の魅力
- デッドスペースを活かして収納が増える
- 多種多様な使い方ができる
- デザイン性が高い
蔵の魅力①デッドスペースを活かして収納が増える
蔵は、デッドスペースになりがちな縦の空間を活かして収納が作れます。
一般的な家の場合、収納を増やそうとすると、居住スペースを削る必要がありますよね。
しかし、蔵の家は、収納を増やしても居住スペースが減らないのが魅力◎

蔵の魅力②多種多様な使い方ができる
蔵は、さまざまな場所に設置できるため、使い方のバリエーションが豊富。
よくある小屋裏などはもちろん、1階のリビングなど使いやすい場所に設置も可能です。

また、収納としてだけでなく、趣味や遊びを楽しむ空間としても使えます。
お気に入りを飾る場所や秘密基地のようなスペースなど、アイデア次第でたくさんの使い方ができますね◎
蔵の魅力③デザイン性が高い空間になる
蔵は収納力にばかりフォーカスされがちですが、実は見た目にもオシャレ。
蔵は、高低差を生かした設計になるため、立体感のあるデザインになります。

また、蔵を作るフロアは、最大で4.5mの天井高にすることが可能です!
高級ホテルのような開放感あふれる空間も演出できますね。
蔵のある家はこんな人におすすめ
蔵のある家は次のような人におすすめです。
蔵のある家はこんな人におすすめ
- 収納物がたくさんある人
- 天井が高く開放的な家が好みな人
- 階段が増えることより収納重視の人
「とにかく収納物がたくさんある!」といった方は蔵のある家がおすすめ。

また、蔵のある家は一般的な家よりも天井高を高くできるため、開放的な家にしたい人にもピッタリ◎
一方で、蔵を作ることで階段が増えるといったデメリットもあります。
「階段が増えてもいいから収納が欲しい」と思える人は、蔵のある家が向いているでしょう。
こんな人は蔵のある家が合わないかも
次のような人は、蔵のある家が合わないかもしれません。
こんな人は蔵のある家が合わないかも
- 蔵の活用目的が不明確な人
- バリアフリーの家を希望する人
- 複雑な動線はイヤな人
活用目的が不明確な人は、蔵のある家が合わない可能性が。

また、蔵を作ると床に高低差ができやすいため、バリアフリーの家を希望する人にも向いてません。
さらに、蔵は間取りが複雑になりがち。
シンプルな生活動線が良い人も、蔵のある家は避けた方が無難です。
まとめ
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今回は、ミサワホームの蔵のある家はカビ発生のリスクがあるのか、ということについて紹介しました!
結論としては、「どちらかといえばカビが生えやすいけど対策をすることで予防が可能」です。
蔵のある家で実践したいカビ対策
- 換気口を設置する
- 調湿機能のある壁材を採用する
- 除湿アイテムを使用する
- 収納方法に気をつける

また、蔵のある家は、カビ発生するリスクもありますが、それを上回るメリットも◎
ポイント
「収納がたくさん欲しい」「蔵を活かして趣味や遊びを充実させたい」「開放感のある家を建てたい」という人は、ぜひ蔵を検討してみてくださいね!
一方で、蔵のある家を建てるのは決して安くはありません。
「利用目的が特にない」「床の高低差や階段が多いのはイヤ」などという人は、わざわざお金をかけて作らなくても良いでしょう。
蔵のある家は、カビについてだけでなく、メリット・デメリットもしっかりと把握して採用するか検討してくださいね◎