ヘーベルハウスで家を建てようと検討している人の中には、「そらのま」という商品に興味を持つ人がたくさんいるかと思います。
「そらのま」は、ヘーベルハウスが独自で扱っている魅力的な間取りとなっていて、その素敵な画像を見ていると憧れも膨らみますよね。
(引用:ヘーベルハウスHP)
しかし、実は「そらのま」には後悔しやすいポイントがいくつもあるということをご存じでしょうか?
実際にそらのまを採用した人からは、さまざまな後悔の声が上がっているので、現在検討中の方は注意が必要です。
そこで今回は、そらのまを検討するなら知っておきたい、そらのまの後悔ポイントについて、詳しく解説していきます。
後悔ポイントや注意点だけでなく、そらのまのメリット面についても触れながら解説していくので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
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ヘーベルハウスの人気仕様「そらのま」とは?
まずは、そもそも「そらのま」とはどのようなものなのか、説明しておきましょう。
そらのまとは、2階リビングの天井の一部を開いて、リビングと屋外空間が繋がるようにインナーバルコニーを設けた間取りのことです。
(引用:ヘーベルハウスHP)
一般的なバルコニーであれば、家の外側に室内とは分離して設けられるのが一般的ですが、そらのまの場合は、リビング内の一部としてインナーバルコニーが組み込まれるといったものになっています。
そらのまを採用して後悔したポイント5選
そらのまの施工事例などを見ていると非常に魅力的に感じられるかもしれませんが、実際に採用した人はどのような点で後悔しているのでしょうか?
ここでは、そらのまを採用して後悔したポイントを5つ挙げ、それぞれ詳しく解説していきます。
後悔①リビングスペースが狭くなってしまった
そらのまを採用した人の後悔として特に多く挙がっているのが、リビングスペースが狭くなってしまったという後悔です。
そらのまは、インナーバルコニーをリビングスペースの中に間取りの一部として盛り込むものなので、当然ながらリビングの室内スペースがその分削られてしまいます。
注意
実際に住み始めてから、「和室スペースを設けたほうが良かった」「収納や書斎のスペースにしたほうが使いやすかった」などといった後悔を感じるケースは少なくありません。
リビングスペースの広さを削ってでもそらのまを採用する価値があるかどうか、慎重に検討することも重要になりそうです。
後悔②掃除の手間がかかって大変
そらのまの家に住んでみたら、想像以上に掃除の手間がかかって大変だったという後悔もありがちです。
そらのまのインナーバルコニーは、リビング内にあるとはいえ外の空間ではあるため、こまめに掃除をしなければあっという間に汚れていきます。
掃除を一定期間怠ると、落ち葉が溜まってしまったり、砂ぼこりによる汚れが目立ってきたり、雨の影響でカビやコケが生えてしまったりするので、綺麗な空間を保つことが難しいと感じる人が多いようです。
後悔③結局あまり使わず放置状態に
そらのまに憧れて採用したものの、結局のところあまり使わずに放置状態になってしまったという後悔も少なくありません。
初めは、バーベキューを楽しみたい、ガーデニングを楽しみたいなどといった夢が膨らんでいたはずなのに、住んでからしばらく経つとほとんど使わなくなってしまう家庭は多いでしょう。
「放置状態になるぐらいならもっと活用度の高い収納や書斎などのためにスペースを使ったほうが良かった」と後悔するケースが非常に多いので、注意したほうが良さそうです。
後悔④費用が高くなってしまった
そらのまを採用したことで、費用が高くなってしまったことを後悔するケースも多いでしょう。
そらのまを採用する人の多くは、モデルハウスで見るような大きな窓を取り入れたり、リビングとの境目がフラットになるような段差レスの造りを選んだりします。
このようなオプションを追加することにより、当初の予算を超えてしまったというケースもよくあるので、高い費用をかけてでも必要かどうか、よく考えて検討することが大切です。
後悔⑤延床面積が増えてしまった
そらのまの盲点とも言える後悔ポイントとして、延床面積が増えてしまったという点も挙げられます。
ポイント
通常、バルコニーは延床面積に含まれないのが一般的ですが、そらのまの場合はリビングの中にバルコニーが設けられる間取りとなるため、バルコニー部分も延床面積に含まれることになります。
延床面積が増えるということは、固定資産税の負担が大きくなってしまうことに繋がるため、後悔を感じることになってしまうのです。
そらのまを採用するとどんなメリットがある?
そらのまでの後悔ポイントについて解説してきましたが、もちろんそらのまを採用することで得られるメリットもたくさんあります。
ここでは、具体的にどのようなメリットがあるのか、そらのまのメリットを5つ挙げて解説していきます。
メリット①おうちにいながらアウトドアが楽しめる
そらのまの最大のメリットとも言えるのは、やはりお家にいながらアウトドアが楽しめるというポイントでしょう。
そらのまは、リビングに繋がるような形でインナーバルコニーが設けられるため、屋外と室内が一体となったような空間を楽しめます。
ポイント
例えば、家族や友人とBBQを楽しむといったシーンでも、リビングやキッチンで用意したものをスムーズに屋外へ運ぶこともできますし、中と外とのコミュニケーションも取りやすいので、より一層楽しめるはずです。
メリット②リビングが明るくなる
そらのまを採用すると、外の光がリビングに入りやすくなるため、リビング内の空間が明るくなります。
ポイント
一般的な間取りでは、1階部分にリビングを設けるケースが多くなっていますが、これだと周りの建物によって日の光が遮られ、リビングが暗くなってしまうことがよくあります。
しかしそらのまなら、採光のとりやすい2階にリビングが位置し、さらにインナーバルコニーが設けられるので、リビング内に直接たっぷりと外の明るさを取り込むことが可能です。
メリット③外の視線を気にせず洗濯物が干せる
そらのまを採用することにより、外からの視線を気にせずに洗濯物が干せるといったメリットもあります。
通常なら、外側から見える位置にバルコニーが設けられるため、洗濯物が外から見えてしまうケースが多いでしょう。外からの視線を気にして、せっかくバルコニーがあっても外干しせずに部屋干しを選んでいる人もいるかもしれません。
しかし、そらのまではインナーバルコニーとなるため、外干しした洗濯物を人に見られてしまうといった心配を無くせます。
メリット④子供やペットを遊ばせられる
子供やペットがいる家庭では、インナーバルコニーで自由に外遊びをさせられるという点も、大きなメリットとなるでしょう。
一般的な外向きのバルコニーや庭などでは、外からの視線が気になったり、安全面などで不安を覚えたりするケースも少なくありません。
そらのまなら、リビングからインナーバルコニーが繋がっているため、安全に子供やペットを遊ばせることができます。
遊んでいる様子もリビングからしっかり見えるから、安心感がありますよね。
メリット⑤リビングの換気がしやすくなる
そらのまを採用することで、リビングの換気がしやすくなるというメリットも得られます。
そらのまでは、リビング一部としてバルコニーが入るため、窓を開ければ一気にリビング内全体を換気できます。
ポイント
外からの視線も気にしなくて良いので、一日中インナーバルコニーの窓を開け放っておけば、リビングが常に新鮮な空気で満たされ、快適に過ごすことができそうです。
そらのまを採用すると費用はどれくらいかかる?
そらのまの採用を本格的に考えている人にとっては、費用がどのくらいかかるのかという点も、非常に気になるポイントでしょう。
「そらのまは特殊な間取りだから建築費用が高くなる」といったイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実際には、むしろ室内部分が減るため建築費用としては少し安くなることになります。
ただし、そらのまのインナーバルコニーに設ける窓を通常よりも大型のものにしたり、リビングとの境目の段差を無くしてフラットにしたりする場合には、それぞれ数十万円程度のオプション費用がかかってきます。
そらのまを採用すべき人はどんな人?
そらのまは、特徴的な間取りであるため、人によって合う・合わないが分かれます。
次のような項目に当てはまる人は、そらのまが合うタイプのはずなので、そらのまを採用すべき人と言えるでしょう。
- BBQなどのアウトドアが好きな人
- カフェのテラス席のような空間に憧れている人
- 子供やペットを外で遊ばせたい人
- 洗濯物は外干し派の人
- 明るいリビングにしたい人
- リビングの換気を頻繁にしたい人
こんな人はそらのまを採用しても後悔するかも
反対に、次のような項目に当てはまる人は、そらのまを採用することで後悔する可能性があるので、注意したほうが良いかもしれません。
- リビングを可能な限り広くしたい人
- アウトドアを楽しむ習慣がない人
- バルコニーのこまめな掃除が面倒な人
- 洗濯物は乾燥機派の人
- 固定資産税をできる限り抑えたい人
上記のような人は、そらのまを採用しても後悔することになるかもしれないので、本当に必要かどうか改めてじっくり考え直してみましょう。
そらのまを採用する前に知りたい注意点やリスクは?
そらのまを採用するなら、決断する前に注意点やリスクを知っておくことが重要です。
ここでは、そらのまを採用する前に知っておくべき注意点やリスクについて、解説していきます。
注意点・リスク①メンテナンスを怠るとカビが発生してしまう
そらのまのインナーバルコニーは、長期間メンテナンスをせずに放置してしまうと、カビが発生するリスクがあります。
実際にそらのまを採用した人で、メンテナンスを怠ったことで気が付いたらカビが大量に発生してしまっていたというケースも起きているようです。
注意
特に、自分で床材などを用意してDIYする場合は、設置したものとの間に生じる隙間に汚れやカビが発生しやすいので、より一層注意が必要です。
注意点・リスク②モデルハウスのような仕上がりを求めるとオプション代が高額になる
モデルハウスやパンフレットなどでそらのまの素敵な事例を見て、それに憧れてそらのまの採用を決める人は多いかと思います。
しかし、実際にそのような仕上がりを求めると、想像以上にオプション代が高額になる可能性があるので、注意しなければなりません。
注意
特に、外との繋がりを最大限に感じられるような大きいサイズの窓は、そらのまを検討するほとんどの人が欲しがるものかもしれませんが、オプション代として50万円程度かかってきます。
そらのまを採用するなら、どの部分がオプションとなるのか、詳しく把握したうえで検討する必要がありそうです。
注意点・リスク③使い道を明確にしておく必要がある
そらのまを採用したものの、いざ住んでみたらあまり使わなかったと後悔するケースも少なくありません。
そのため、後悔しないためには、事前に使い道を明確にイメージしておくことが重要です。
例えば、定期的に友人を呼んでホームパーティーをする、夏には子供たちとプール遊びをする、休みの日は外でゆっくり朝食を食べる、など、具体的なイメージが持てない場合は放置してしまう可能性が高いでしょう。
注意
「なんとなくオシャレだから」といった理由で採用すると、無駄なスペースとなってしまい、むしろ掃除やメンテナンスの手間がかかり負担が増えてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
まとめ
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今回は、ヘーベルハウスの「そらのま」について、後悔しやすいポイントをまとめて解説してきました。
そらのまは、オシャレで使い勝手の良い、非常に魅力的な商品ではありますが、人によっては後悔に繋がるケースもあるので、十分に検討したうえで採用するかどうかを決めるようにしましょう。
そらのまを採用するべき人とそうでない人の特徴についても解説したので、自分に当てはめながら検討してみてくださいね。