家を建てるとき、屋外コンセントの設置を検討するケースは多いかと思います。
しかし、屋外コンセントを設置して後悔してしまったという人が意外にもたくさんいるということをご存じでしょうか?
そこで今回は、屋外コンセントの後悔について、詳しく解説していきます。
これから家を建てる人は、ぜひ屋外コンセントの設置を検討する際の参考にしてみてくださいね。
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屋外コンセントの後悔4選
屋外コンセントは、一見便利そうなイメージを持つ人も多いかもしれませんが、実際にはどのようなことで後悔に繋がるのでしょうか?
ここでは、特に後悔しやすいポイントを4つ挙げ、それぞれ詳しく解説していきます。
- ほとんど使わなかった
- 高さが合わず使いにくくなってしまった
- 水濡れや劣化で漏電してしまった
- 他人に悪用されてしまった
屋外コンセントの後悔4選①ほとんど使わなかった
せっかく設置した屋外コンセントをほとんど使わなかったという後悔は、特にありがちな例といえそうです。
屋外コンセントは、「なんとなく便利そうだから」といった曖昧な理由で設置する人も少なくありません。
しかし、いざ住み始めてみると意外と使うシーンがなく、数年間放置状態になってしまったというケースはよくあります。
屋外コンセントの後悔4選②高さが合わず使いにくくなってしまった
実際に屋外コンセントを使おうとしたときに起こりがちなのが、高さが合わずに使いにくくなってしまったという後悔です。
高さが低すぎたり高すぎたりすることで、使いたい機械の場所からコンセントを引っ張っても届かず、使いにくさを感じてしまうケースはよくあります。
結局延長コードを用意しなければならなかったり、使用自体を諦めてしまったりすることになれば、大きな後悔に繋がってしまうでしょう。
屋外コンセントの後悔4選③水濡れや劣化で漏電してしまった
屋外コンセントは、水濡れや劣化などによる漏電の危険があるため、注意しなければなりません。
注意
通常なら、防水用のカバーが付きますが、それだけでは完全に漏電の危険をゼロにできるわけではなく、プラグを差しっぱなしにしてしまうと、少量の水濡れでも漏電に繋がる恐れがあります。
実際、屋外コンセントにプラグを差したままにしてしまい、水濡れや劣化に気づかず、漏電してしまったという事例もあります。
火災や感電を引き起こす原因となってしまうと、ちょっとの後悔では済まないので、注意するべきポイントです。
屋外コンセントの後悔4選④他人に悪用されてしまった
屋外コンセントは、道路に近い位置に設置することもよくあるため、気づかないうちに他人に悪用されてしまったというケースもあります。
注意
例えば、屋外コンセントの存在を知った通行人が勝手に電子機器の充電に使用していたり、近隣住民にこっそりと使われていたりといったリスクが考えられます。
玄関の外にあるため、家の中にいてもなかなか悪用されていることに気づきにくいため、何らかの対策を考えたほうがよいかもしれません。
屋外コンセントはそもそも必要?こんな家庭はあった方が良い
屋外コンセントの設置には思わぬ後悔がいろいろと潜んでいることがわかりましたが、それを考えると「そもそも屋外コンセントは必要なのか?」といった疑問が浮上してくる人も多いでしょう。
屋外コンセントが必要かどうかは、各家庭によって異なります。
次のような項目に当てはまる家庭であれば、屋外コンセントがあったほうがいいかもしれません。
- 玄関周りに照明を設置したい
- 防犯カメラを設置したい
- 電気自動車を持っている
- 屋外スペースでバーベキューをしたい
- 高圧洗浄機を使いたい
- 家の外をイルミネーションで飾り付けしたい
上記のような家庭であれば、屋外コンセントの設置を検討してみるとよいでしょう。
こんな家庭なら屋外コンセントは不要かも
反対に、屋外コンセントが不要な家庭もあるはずです。
次のような項目に当てはまる場合は、屋外コンセントは不要かもしれません。
- 玄関前に照明を後付けする予定がない
- 自宅でバーベキューなどはあまり行わない
- 電気自動車は持っていないor買う予定もない
- 自宅のイルミネーションにはあまり興味がない
このような家庭であれば、屋外コンセントは設置せず、ほかの設備などに予算を回したほうがよさそうです。
屋外コンセントのおすすめ設置場所3選
ここでは、屋外コンセントのおすすめ設置場所について解説していきます。
屋外コンセントの設置場所としておすすめなのは、次の3箇所です。
- 玄関前
- バルコニー
- 駐車スペース
それぞれの設置場所について、詳しく見ていきましょう。
屋外コンセントのおすすめ設置場所3選①玄関前
1つ目のおすすめ設置場所は、玄関前です。
玄関前に屋外コンセントを設置すると、照明や防犯カメラなどを後付けすることが可能になります。
人が通ると反応するセンサーライトなどを取り付けるのに役立つケースも多いでしょう。
また、クリスマスの時期に玄関周りをLED電球で華やかに飾り付けするのにも、屋外コンセントがあると便利です。
屋外コンセントのおすすめ設置場所3選②バルコニー
2つ目のおすすめ設置場所は、バルコニーです。
バルコニーに屋外コンセントがあると、ホットプレートなどを使用してバーベキューを気軽に楽しむことができます。
また、窓ガラスの掃除で高圧洗浄機を使用することもできるようになるため、大掃除にも役立つでしょう。
屋外コンセントのおすすめ設置場所3選③駐車スペース
3つ目のおすすめ設置場所は、駐車スペースです。
これは、電気自動車の充電に使えるからです。
ポイント
電気自動車を持つ家庭は年々増えてきているので、家を建てる際にはまだ持っていなくても、将来的に電気自動車を持つ可能性があるなら、駐車スペースに屋外コンセントを設置しておいたほうがよいでしょう。
屋外コンセントで後悔しないために注意するべき3つのこと
屋外コンセントを設置する場合は、注意するべきことが3つあります。
ここでは、以下の3つの注意点について詳しく解説していくので、きちんと押さえておきましょう。
- 用途を明確にしておく
- 差しっぱなしには絶対にしない
- 防犯対策をとっておく
屋外コンセントで後悔しないために注意するべき3つのこと①用途を明確にしておく
屋外コンセントを設置するなら、必ず用途を明確にしておきましょう。
ポイント
何に使うために屋外コンセントを設置するのかが決まっていないと、使いにくい位置になってしまったり、そもそも使われずに無駄になってしまったりする可能性があります。
後悔しないためには、具体的にどのような使い方をするのかをきちんとイメージしたうえで、設置場所などを決めることが大切です。
屋外コンセントで後悔しないために注意するべき3つのこと②差しっぱなしには絶対にしない
屋外コンセントを設置したら、プラグを差しっぱなしにすることは絶対にないようにしましょう。
注意
プラグを差しっぱなしにしてしまうと、水濡れや劣化による漏電を引き起こしてしまう危険性が高まります。
室内のコンセントに比べて、屋外コンセントは雨や風の影響を受けやすく、劣化もしやすくなるため、より一層注意が必要です。
屋外コンセントで後悔しないために注意するべき3つのこと③防犯対策をとっておく
屋外コンセントは、気づかないうちに他人に悪用されてしまう恐れがあります。
そのため、無断で他人に使われることがないよう、予め防犯対策をとっておくことが大切です。
たとえば、施錠付きのコンセントカバーを取り付けたり、家の中からでも見えやすい位置に設置したりするなど、対策を考えておくとよいでしょう。
まとめ
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今回は、屋外コンセントの後悔について、詳しく解説してきました。
屋外コンセントの後悔は、思いのほか活用しきれなかったというものや、漏電によるリスクで後悔するケース、他人に悪用されてしまい後悔するケースなどさまざまです。
しかし、事前に後悔ポイントを把握しておけば、対策を立てることはできます。
後悔を防ぐためには、事前に用途をはっきりとさせ、漏電や防犯の対策についてもきちんと考えておくことが重要です。
今回の内容を参考にし、屋外コンセントの必要性について改めて考え、設置するかどうかを今一度家族で話し合ってみてくださいね。