いろいろと訳あってシングルマザーになるという選択をしたあなた、シングルマザーでも家を買って大丈夫かどうかお悩みではありませんか?
賃貸だと毎月家賃が完全に出ていくだけになってしまいますし、上下左右の部屋に住むお隣さんに気を使わなければならないので子供を自由に遊ばせることもままなりません。
そんな時にふと頭に思い浮かぶのは、やはり「家を買った方が良いのかな?」という考えですよね。
しかし、そう思って家を買った後に、やっぱり買わなければ良かったと後悔することだけは絶対にしたくないですよね。
そのために大事になってくるのが、もしシングルマザーが家を買ったとしたらどんな時に後悔する可能性があるのかを知っておくことです。
後悔する瞬間を予め知っていたら、事前に対処してそれを避けることができますからね。
そこで今回はシングルマザーが「家を買って後悔した」と感じる10の瞬間をお伝えしていきます。
合わせて、シングルマザーが家を買って良かったと感じる瞬間についてもお話ししていますので、シングルマザーで家を買おうかどうか迷われている方は、ぜひ参考にされてください。
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シングルマザーが「家を買って後悔した」と感じる10の瞬間
それでは早速ですが、シングルマザーが「家を買って後悔した」と感じる10の瞬間をお伝えしていきます。
シングルマザーで家を買う場合は、これらの瞬間に後悔することがないように気をつける必要があります。
①毎月のローン返済が辛いとき
ローン返済は家賃と違って自分のために払っているお金ではありますが、それでも支払い金額が高いと辛いことに違いはありません。
そしてシングルマザーの場合はそのお金を自分一人で払っていかなければなりませんし、パートナーに相談するということもできませんので、ローン返済の重圧を一人で背負っていくことになります。
そのため、毎月のローン返済は無理のない返済金額になるよう気をつけましょう。
②収入が減少したとき
住宅ローンを組む際は今後見込める収入によって計画を建てるため、収入が減少すると途端に返済が苦しくなります。
シングルマザーの場合は仕事と家事・育児の両方を一人でこなさなければならないため、肉体的にも精神的にもかなりの負担になります。
そんな時も、当然ながら住宅ローンの支払いは待ってくれないので、支払いを続けなければなりません。
なのでローンを組む際は、本当に計画通りの収入が得られるのかどうかもしっかりと考える必要があります。
③支出が増えたとき
見込み通りの収入は得られているけど、支出が増えて後悔するパターンもあります。
子供が成長するに連れて掛かるお金は増えてきますし、自分ではどうやってもコントロールすることができない物価上昇や増税で支出が増えることもあります。
そのため、将来の支出増加のことまできちんと考えて、住宅ローンを組む必要があります。
④子どもの選択肢をお金を理由に狭めてしまったとき
住宅ローンと言えば聞こえは良いですが、その実態は紛れもない借金のため、どんな支出よりもその返済を優先しなければなりません。
さもなければ、債務不履行となってせっかく買った家を手放さなければならなくなりますからね。
そしてこれは、わが子に掛けるお金よりも住宅ローン返済を優先するという苦渋の決断をしなければならないことを意味するので、子どもの習い事や進学先の選択肢をお金を理由に狭めてしまうということも起こり得ます。
そんな状況になればもちろんこれも後悔する瞬間になるので、子どもの選択肢を狭めてしまうことにならないかどうかも、家を買う際には頭に入れておきたいポイントです。
⑤家の維持費が想像以上だったとき
家というのは買ったら終わりではなくて、買ってからも維持費というものが掛かります。
賃貸であれば大家さん側の負担でやってくれることも多いですが、持ち家の場合は全て自分でやらなければなりません。
そしてこれらのお金はもちろん、住宅ローン支払いとは別口で用意しなければなりません。
そのため、家を買った際はメンテナンス用のお金もしっかりと確保しておく必要があります。
⑥税金や保険の支払いをするとき
また、火災・地震保険の金額も、賃貸の時よりも倍以上になることが普通です。
こちらもローンの支払いとは別に必要になるお金なので、家計に重くのし掛かってくる支出になります。
そのため、家を買う際には、固定資産税や保険料がどのくらいになるのかも把握しておかなければならないポイントになります。
⑦家のトラブル対応に困ったとき
日常生活をしていると、思いもよらぬ時に家電の故障や水回りのトラブルが起こるものです。
こんな時、賃貸であれば管理会社に助けを求めることができますし、パートナーがいればパートナーに頼ることもできます。
特に日常生活に必須の家電やトイレなどの水回りのトラブルは、緊急で対応しなければならないので焦ったりパニックになったりすることもあります。
そのため、日頃からもしトラブルが発生した場合はどのように対処したら良いのかを考えておく必要があります。
⑧地域の付き合いが面倒と感じたとき
持ち家に住む場合は、その地域の自治会に入ったり、生活に支障が出ない程度のご近所付き合いは欠かせません。
そしてシングルマザーの場合は、ただでさえ家庭と仕事の両立で忙しいのにこういった地域のお付き合いも一人でこなさなければならないので、これも面倒と感じる瞬間になります。
そのため、家を買ったときはこういった地域の付き合いも発生することも想定しておく必要があります。
⑨生活が不便になったと感じたとき
シングルマザーの場合は頼れるパートナーがいないので、家事や育児を一人でこなしていかなければなりません。
そうなるとやはり重要になってくるのが、利便性の良さです。
職場・スーパー・病院・子供の学校・公園など、日常生活で必須となる場所は家から近いにこしたことはありません。
そのため、家を買う際は周辺環境を良く確認して、移動の大変さで生活が不便にならないかしっかりとチェックしておく必要があります。
⑩再婚したいと思ったとき
離婚した直後は「もう結婚なんて絶対にしない!」と思っていていも、時が経てばやっぱり寄り添えるパートナーが欲しいと思ったり、この人ならと思える男性に出会うこともあるかもしれません。
そうなると離婚直後には考えもしていなかった「再婚」という選択肢も頭に浮かぶようになります。
その場合も家を売ったり貸したりできたらまだ何とかなるのですが、総じて、家というのはなかなか自分の思った通りの金額で売ったり貸したりすることができないものです。
そのため、家を買うという選択をしたときは、再婚のハードルは上がるという覚悟は持っておいた方が良いでしょう。
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シングルマザーが家を買って良かったと感じる瞬間
ここまでは、シングルマザーが家を買って後悔したと感じる瞬間についてお話ししてきました。
そんな話を聞くと「やっぱり家は買わない方が良いのかな?」と思われるかもしれませんが、もちろん悪いことばかりではありません。
「家を買って良かった!」と感じる瞬間もたくさんあります。
例えば下記のようなことを思ったときに、シングルマザーという状況でも家を買って良かったと感じます。
家を買って良かったと感じる瞬間
- 子どもが騒いでも安心
- 子どもの笑顔が増えた
- 家で子どもを安全に遊ばすことができる
- プライバシーを確保しやすい
- 家族の思い出の場所になる
- 両親や友人を招きやすい
- ローンの支払いが終わったら老後が安心
- ペットが飼える
- ガーデニングが楽しめる
良かったと感じる瞬間を見てみると、やはり何よりも大切なわが子に関するものが多いですよね。
マイホームを買ったことによって子供が明るく楽しく暮らせるようになったのを見た瞬間は、本当に良かったと思えます。
また、自分にとっても自由にできることが増えるので、賃貸の時には我慢していたことができた時も、良かったと感じる瞬間になります。
この記事のまとめ
本記事のまとめです。
シングルマザーが「家を買って後悔した」と感じる10の瞬間
- 毎月のローン返済が辛いとき
- 収入が減少したとき
- 支出が増えたとき
- 子どもの選択肢をお金を理由に狭めてしまったとき
- 家の維持費が想像以上だったとき
- 税金や保険の支払いをするとき
- 家のトラブル対応に困ったとき
- 地域の付き合いが面倒と感じたとき
- 生活が不便になったと感じたとき
- 再婚したいと思ったとき
シングルマザーが家を買って良かったと感じる瞬間
この記事をここまで読まれてみて、シングルマザーが家を買った時に後悔する可能性があるポイントを押さえることができましたでしょうか?
シングルマザーという状況でも家を買って幸せな生活を送られている方はたくさんいらっしゃいますので、家を買うというのも今後の人生の立派な選択肢の一つです。
そして家を買うという決断をした場合は、あなたも幸せな人生が送れるように、このページでお話しした後悔ポイントをしっかりと頭に入れて、それらをできるだけ回避する方法を考えながらマイホーム購入の検討を進めていってください。