マイホームを買うのであれば、やっぱり新築一戸建てが欲しいと思われている方も多いのではないでしょうか?
そう思って建売住宅にも範囲を広げながら見てみると、「一建設(はじめ建設)」という会社が建売だけではなく注文住宅も売っていることに気づきます。しかもお値段も低価格と言われると、どうせ買うのであれば自分の理想が反映できる注文住宅がいいなと思いますよね。
しかし、いざ注文住宅に舵を切って本格的に調べ始めると、「一建設はひどい!」と言われているのがとても気になります。
家づくりの際にひどい目にあってしまったら、一建設の注文住宅を選んだことを大後悔してしまいますからね。
そこで今回は、「一建設はひどい!」と言われる7つの理由をあなたにお伝えしていきたいと思います。
そしてその後に、一建設のメリットも確認しながら本当にひどいのかどうかを深掘りしてお話ししていますので、一建設の注文住宅を検討中の方はぜひ参考にされてください。
まだハウスメーカーが決まっていないあなたへ。タウンライフ家づくりでハウスメーカーを比較・検討してみませんか?あなたの希望する複数のハウスメーカーが、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
\ 安くて信頼できるメーカーが見つかる! /
- 家づくりのアンケートに回答(約3分)
- ハウスメーカーを選ぶ(1,100社提携)
- 待つだけ!間取り・見積もりが届く!
\ 40万人以上が利用!安心の大手サイト /
「一建設はひどい!」と言われる7つの理由
それでは早速ですが、まずは「一建設はひどい!」を言われる7つの理由からお伝えします。
どのハウスメーカーも力を入れているところが違うので、それによるメリット・デメリットがそれぞれ発生します。
ポイント
一建設は低価格で家を売ることを重視しているローコスト系のハウスメーカーなので、家の値段を少しでも安くするための結果としてのデメリットがどうしても発生してしまいます。
一建設はひどい!と言われる7つの理由
- 建材や設備が高見えしない
- 標準仕様の設備がいたって普通
- 設備の選択肢が少ない
- どこにでもありそうな家になる
- 施工が甘いなと感じることがある
- 建築関係者のマナーへの不満
- 同業他社へのネガティブキャンペーン
①建材や設備が高見えしない
家を建てる際は例え安くても安全性と快適性は必要なので、一建設の家もその部分は満たしています。
しかし、それとは直接関係しない高級感や重厚感といった見た目の部分までは、低価格と両立できないのであまり期待できません。
注文住宅を建てる際はできれば見た目にもこだわりたいですので、建材や設備が高見えせずに物足りないと感じてしまいます。
②標準仕様の設備がいたって普通
一建設の標準仕様の設備はいたって普通で、価格相応の機能のもので揃えられています。
例えばキッチンの標準仕様はガスコンロ+食洗機なしなので、忙しい人に人気の高いIHコンロやビルトイン食洗機はオプションで付ける必要があります。
③設備の選択肢が少ない
一建設は飯田グループホールディングスという持株会社のグループ会社なのですが、そのグループ会社の一つにファーストプラスという住宅設備メーカーがあります。
そのため、キッチンと洗面台の標準仕様はファーストプラス1社のみとなっており、その会社の製品の中から選ぶ必要があります。
また、それ以外の設備もメーカーが一択しかない場合が多いので、注文住宅を建てるのであれば家の設備もお気に入りのもので揃えたいと思っている人にはストレスに感じます。
④どこにでもありそうな家になる
一建設は、いわゆるパワービルダーと言われる建売にも非常に力を入れている会社で、建売も含めると年間約1万棟という大手ハウスメーカートップクラス並みの販売実績があります。
でもそれは建っている家が多いということにもなりますので、基本的には建売と同じノウハウで建てられている注文住宅も、どこにでもありそうな家になってしまいやすいです。
⑤施工が甘いなと感じることがある
一建設の家は、欠陥住宅というほどの大問題にはなっていないものの、施工に関して細かい部分で甘いところがあるなと感じている人は少なからずいらっしゃいます。
床がきしんだり、サッシに隙間が空いていたり、クロスの張り方が気になったりと、日常生活に支障はないけど住んでいると気になる箇所があるという施主さんの口コミがあります。
低価格で家を建てるためには、素材や設備だけではなく人件費にも目を向けなければ実現できないので、大工さんや関連業者へ支払う賃金も必要以上に掛けることができません。
特に一建設が採用している木造軸組工法は大工さんの腕に頼る部分が大きいため、どうしても品質にバラツキが出やすくなってこのようなことが起こるのですね。
⑥建築関係者のマナーへの不満
必要以上に人件費を掛けることができないことは、建築関係者がマナーにまで気を回せないことにも繋がっているのかもしれません。
職人さんからしてみたら、例え工程に余裕がなくても家の施工はきっちりとやらなければなりません。
しかし作業中のマナーに関しては、家の施工に直接関わる訳ではありませんので後回しになりがちです。
作業を工程通りにつつがなく進めることが何よりも大事ですので、作業環境をキレイに保とうと思ったり周辺住民に気を使いすぎたりして、それができなくなる方がまずいのです。
⑦同業他社のネガティブキャンペーン
どのハウスメーカーも当たり前ですが自社の家を売りたいため、他社と比較して自分の商品の良いところをアピールします。
そしてローコスト系のハウスメーカーは値段が安い影響で、こういった同業他社のネガティブキャンペーンの標的になりやすいです。
大手ハウスメーカーなどある程度値が張る会社からしたら価格面では太刀打ちできないので、デメリットの部分を大げさに強調してなんとか選択肢から外させようとしてくるのですね。
一建設も批判や悪口を受ける側になるので、その必要以上に強調されたデメリットが噂となって広がってしまい、ひどいと言われる原因になってしまっています。
一建設のメリットまとめ
デメリットの部分だけが切り取られると本当にやばいのかなと思いますが、それだけではフラットな目線での判断ができなくなってしまいます。
そこでこの章では、一建設だからこそのメリットをまとめてお伝えしていきます。
一建設はひどい!と言われる7つの理由
- 低価格で注文住宅を建てることができる
- 中間金が不要でつなぎ融資がいらない
- 住宅性能が高くてコスパが良い
- 土地探しに強い
- 専任担当者制度で安心
低価格で注文住宅を建てることができる
低価格で注文住宅を建てることができるのは、一建設の最大のメリットです。
ポイント
建売住宅も含めたスケールメリットを活かして資材や設備を大量購入することや、自社チームによって直接現場管理し中間業者へのマージンをなくことによって、低価格を実現しています。
家の本体価格だけで見ると大手ハウスメーカーの半分程度で済むこともあり、費用を抑えて注文住宅を建てたい人の強い味方になってくれます。
また、もし家の値段が安ければ、住宅ローンが借りやすくなりますし、月々の支払い金額も少なくなります。
マイホームを建てた後に幸せな生活を送るためには、単に良い家を建てるだけではなくて、金銭的に余裕を持った生活ができるかどうかも大切なポイントになります。
特に子供がいる場合は想像以上に将来の出費が増える可能性があるので、ローンの支払い金額は少ないに越したことはありません。
中間金が不要でつなぎ融資がいらない
一建設は、ただ安いだけではなくて、中間金が不要でつなぎ融資がいらないのも嬉しいところです。
住宅ローンを借りる際は家や土地を担保にする必要があるので、引き渡しが終わるまでは借りることができません。
そのため、着工時や上棟時など工事の進捗に合わせて中間金が必要になる場合は、つなぎ融資を使ってそのお金を支払う必要があります。
なのでその必要がないということは、金銭的にも手間の面でも大きなメリットになるのですね。
住宅性能が高くてコスパが良い
いくら安く家を買いたいと思っても、安全性と快適性まで捨てるわけにはいきません。
でも、一建設の家は低価格でありながらも住宅性能は高いので、その点は心配ありません。
全国でもトップクラスの販売実績があり家づくりのノウハウも豊富で、実際に下記の住宅性能評価で最高ランクの家を建てることができます。
- 耐震等級3(耐震性能の最高ランク)
- 耐風等級2(暴風耐性の最高ランク)
- 劣化対策等級3(経年劣化軽減の最高ランク)
- 維持管理対策等級3(維持管理のしやすさの最高ランク)
- 一次エネルギー消費等級6(省エネ性能の最高ランク)
- ホルムアルデヒド対策等級3(空気環境の最高ランク)
また、断熱性能に関しても断熱等級5というZEH相当の基準をクリアしているので、家の断熱性能も問題ありません。
そのため、低価格なのに住宅性能が高い非常にコストパフォーマンスの高い家を建てられるのも、魅力的なところです。
ちなみにですが、断熱性能の最高ランクである断熱等級7は、達成するためのハードルがあまりにも高くほとんどのメーカーが対応できていないのが実情です。
土地探しに強い
注文住宅を建てる際に避けて通れないことに一つに、土地探しがあります。
そのため土地探しが上手くいかずに悩みの種になることが本当に良くあるのですが、そんな時も一建設は強い味方になってくれます。建売にも力を入れようと思ったらその家を建てる土地が必要になるので、一建設は土地情報をたくさん持っているのです。
しかも中にはまだ世の中に出ていない未公開物件もあるので、土地探しが非常に有利になります。
土地の良し悪しは住み心地に直結する要素ですので、良きパートナーになってもらえるのはとてもありがたいです。
それともう一つ見逃せないのが、家の値段が安いということはそのぶん土地にお金を掛けられるという点です。
しかも、家の値段は時間が経つにつれて下がってしまいいずれはゼロになりますが、土地の価値はずっと残るので貴重な資産になるのも嬉しいです。
専任担当者制度で安心
一般的なハウスメーカーでは、打ち合わせ・設計・施工・アフターメンテナンスの各担当者が分かれていることが普通です。
しかし一建設では、その全ての工程を専任の担当者が一貫してサポートしてくれます。
そのため、担当者間の伝達ミスから起こるトラブルを防ぐことができて安心して家づくりを進めることができます。
連絡をする方としても、いろんな窓口があると誰に相談して良いのか分からなかったり、たらい回しにされて嫌な思いをすることがあるので、どんな時でも自分専任の担当者がいてくれるのはとても心強いですね。
果たして一建設は本当にひどいのか?
ここまで、一建設はひどいと言われる原因となっているデメリットと、一建設だからこそのメリットの両側面を見てきました。
その上で、果たして一建設は本当にひどいのかと言われると、結論「ひどくない」です。
注文住宅と建売住宅を合わせると、一建設だけで年間約1万棟の家を売っているほか、同じグループである飯田グループホールディングスの会社も含めると、なんと年間約4万棟以上もの家が売れています。
ひどいと言われる原因となっているデメリットも、低価格で家を建てようと思った場合はある程度許容する必要がある部分ですので、家を買った人はその部分も承知の上です。
でも、低価格で性能の良いコストパフォーマンスが非常に高い家が買えると思うと、それを遥かに上回るメリットがあると感じてみんな一建設の家を選ぶのですね。
このように一建設は実際はひどくありませんので、安心して検討を進めていってください。
一建設が合うのはこんな人
一建設がひどくないことは分かったのですが、人によって合う・合わないはもちろんあります。
良い家づくりを進めるためには自分に合うかどうかが非常に大切なので、一建設の家を検討する際もその視点を持って考えていく必要があります。
そこでこからは、一建設が合う人・合わない人の特徴をお伝えします。
もし下記のような特徴が当てはまっていたら、一建設の家がピッタリです。
- ローコストで家を建てたい人
- 住宅性能の高い家に住みたい人
- コストパフォーマンス重視の人
- つなぎ融資をしたくない人
- 土地探しも協力して欲しい人
- 土地の方に予算を回したい人
- 専任担当者制度の方が安心だと思う人
できるだけ費用を抑えつつ注文住宅を建てたいという夢を叶えるための有力な選択肢になりますので、引き続き検討を進めていってください。
一建設が合わないのはこんな人
反対に、下記のような特徴が当てはまる人にとっては、一建設は合わないかもしれません。
- 家に高級感や重厚感も求める人
- 家の外観やデザインにもこだわりたい人
- オリジナリティの高い家に住みたい人
- お気に入りの設備メーカーを選びたい人
- 高機能かつ最新鋭の設備が良いと思っている人
- 大工さんの腕による部分が少ない家を建てたい人
- ブランド力や接客サービスといった精神的満足度も欲しい人
一建設とよく一緒に比較検討されるハウスメーカー
最後に、一建設とよく一緒に比較検討されるハウスメーカーを3社ほどご紹介します。
検討の幅を広げたいと思われている方は、こちらのメーカーもマイホームの選択肢に含めてみてはいかがでしょうか?
▼まだハウスメーカー・工務店が決まっていないあなたにおすすめの記事まとめ
-
ハウスメーカー・工務店探し中のあなたに読んでほしい記事まとめ
続きを見る
タマホーム
タマホームは、知名度・販売実績も抜群なローコスト系ハウスメーカーの筆頭とも言える会社です。
価格と性能のバランスが良くてコストパフォーマンスが良いのはもちろんのこと、工期が短いのでタイムパフォーマンスも高いのが特徴です。
一建設と同じく低価格かつ建築棟数が多い影響で家のオリジナリティを出すのはこちらも難しい面はあるのですが、ローコスト系のハウスメーカーを検討中であれば一度は見てみたいところです。
アイフルホーム
アイフルホームは、住宅設備メーカーとして有名なLIXILと同じグループの会社です。
また、アイフルホームは子供目線での家づくりにも力を入れており、「キッズデザイン」と呼ばれている子供にとっても安全で暮らしやすい家にできることが特徴です。
LIXIL製品が好きな人や、小さなお子さんがいる家庭にオススメのハウスメーカーです。
アイダ設計
アイダ設計は、社名に設計という文字が入っている通り、ローコスト系ハウスメーカーの中でも特に設計に力を入れている会社です。
こちらの理想や要望をしっかり聞きながら最適なプランを提案してくれて、自由度の高い家づくりをすることが可能です。
その中でも狭小地での設計を特に得意としているので、土地が狭くても安心して相談できます。
ただ、自由度が高いと決めることがたくさんあって手間と時間は掛かりますので、例え労力は増えてもこだわりの家を建てたい人が合っているハウスメーカーになります。
まとめ
本記事のまとめです。
「一建設はひどい!」と言われる7つの理由
- 建材や設備が高見えしない
- 標準仕様の設備がいたって普通
- 設備の選択肢が少ない
- どこにでもありそうな家になる
- 施工が甘いなと感じることがある
- 建築関係者のマナーへの不満
- 同業他社のネガティブキャンペーン
対して一建設のメリットまとめ
- 低価格で注文住宅を建てることができる
- 中間金が不要でつなぎ融資がいらない
- 住宅性能が高くてコスパが良い
- 土地探しに強い
- 専任担当者制度で安心
一建設は、結論「ひどくない」です。デメリットを遥かに上回るメリットがあると判断して多くの人が選んでいるので、安心して検討を進めてください。
一建設が合うの特徴
低価格でコスパの良い家を建てたい人や、土地を重視したいと思っている人。
一建設が合わないの特徴
デザインや設備をお気に入りのもので揃えたい人や、品質の安定性を特に重視する人。
一建設とよく一緒に比較検討されるハウスメーカー
- タマホーム
- アイフルホーム
- アイダ設計
ひどいという噂を聞くとどうしても不安になってしまいますが、そればかりを気にするとその会社の良い部分が見えなくなってしまいます。
▼まだハウスメーカー・工務店が決まっていないあなたにおすすめの記事まとめ
-
ハウスメーカー・工務店探し中のあなたに読んでほしい記事まとめ
続きを見る