注文住宅を建てるとき、北玄関という選択肢を検討するケースは多いかもしれません。
北玄関とは、家の北側が道路に面していて、北側に玄関がある家・間取りのことです。
間取りの構成上玄関を北側に配置することもありますし、選んだ土地の周辺状況によって北玄関にせざるを得ないパターンもあるでしょう。
しかし、北玄関にしたことによって後悔を感じているケースも少なくないため、注意が必要です。
そこで今回は、実際に北玄関にした人たちはどのような点で後悔しているのか、徹底解説していきます。
これからマイホームを建てようとしている人は、ぜひ参考にしてください。
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北玄関の家・間取りで後悔したと感じる5つの瞬間
それではさっそく、北玄関の家を建てた人が実際に後悔したと感じているポイントについて、詳しく見ていきましょう。
北玄関の家を建てた多くの人は、次の5つの点について後悔しているようです。
- 玄関が暗くなる
- 家の中が冷えて寒くなりやすい
- カビが発生しやすい
- 玄関ポーチや駐車スペースにコケが生える
- 湿気やニオイがこもりやすい
北玄関の後悔①玄関が暗くなる
北玄関にすることで特に後悔しやすいのが、玄関が暗くなってしまうということです。
北側は最も日が当たりにくい方角なので、一日を通してほとんど玄関に日の光が入らなくなる可能性が高くなります。
そのため、玄関が常に暗い空間となってしまったことを後悔する声は非常に多いです。
帰宅する度に暗い玄関から家に入ることになると、気分も下がってしまうでしょう。
また、玄関周りが暗いと、防犯面において不安を感じる人も多いかもしれません。
北玄関の後悔②家の中が冷えて寒くなりやすい
北玄関にすると、家の中が冷えて寒くなりやすいという点で後悔するケースも少なくありません。
日当たりが悪い北側に玄関を設けることで、玄関から冷たい外気が入り込みやすくなってしまい、それによって家の中が冷えやすくなります。
特に冬の時期は、家の中に入っても凍えるような寒さを感じることになりかねないため、北玄関にするなら何かしらの寒さ対策を考えておいたほうがよいでしょう。
北玄関の後悔③カビが発生しやすい
北玄関の家では、玄関周りにカビが発生しやすくなり、後悔に繋がるケースもあります。
日が当たりにくい北玄関では、どうしても湿気が溜まりやすくなってしまうので、玄関の内側と外側の両方にカビが生えやすくなってしまうのです。
玄関周りにカビが発生してしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、人体へ悪影響を及ぼす可能性もあります。
北玄関にするなら、こまめな掃除や防カビ対策などが重要となるでしょう。
北玄関の後悔④玄関ポーチや駐車スペースにコケが生える
北玄関にしたことで、玄関ポーチや駐車スペースなどの外構部分にコケが生えてしまったと後悔する人も多いでしょう。
北玄関の家では、玄関から外の部分の日当たりが悪くなることから、コケが生えてしまうケースが多くなっています。
せっかくおしゃれなデザインの玄関ポーチや駐車スペースを設けても、コケが生えてしまえば台無しになるかもしれません。
玄関の外の部分は、来客時に家の印象を決める最も重要な場所なので、注意が必要となります。
北玄関の後悔⑤湿気やニオイがこもりやすい
北玄関の家では、湿気やニオイのこもりやすさに後悔するケースも多いはずです。
日当たりの悪さが原因で湿気やニオイが玄関内にこもってしまうと、玄関を利用する度に不快な気持ちになってしまいます。
帰ってきたときに玄関がじめっとしていたり、玄関に置いてある靴のニオイが充満してしまったりする可能性が高くなるので、注意したほうがよさそうです。
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北玄関のメリット一覧
北玄関には、後悔しやすいポイントがいくつもあることが分かりましたが、一方でメリットといえるポイントもいくつかあります。
北玄関では、以下のようなメリットが得られるので、こちらも把握しておきましょう。
- リビングの日当たりを確保しやすい
- 玄関側からベランダが見えない
- 夏場は涼しくて快適
- シンプルかつスタイリッシュな外観デザインにできる
- 北側道路の土地なら比較的低価格で購入できる
玄関を北側に配置することで、日当たりのよい南側をすべてリビングにあてることができるため、リビングに十分な日当たりを確保できます。
また、玄関側からベランダを見ることができない間取りになることから、来客時のことや防犯面について考慮すると、メリットを感じられるでしょう。
このように、北玄関にもメリットがあるということを頭に入れたうえで、玄関の位置をよく検討してみるのがよいでしょう。
北玄関の間取りで失敗しないために気をつけたい4つのこと
北玄関の間取りにするなら、失敗しないために気をつけておきたいことが4つあります。
これから解説する4つのことを意識すれば、大きな後悔は防げるかもしれません。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
- 玄関には大きめの窓を設ける
- 壁紙や床材などは明るい色にする
- 断熱性にこだわる
- 南側をリビング、北側に水回りをまとめる
気をつけたい4つのこと①玄関には大きめの窓を設ける
北玄関にするなら、玄関に大きめの窓を設けることをおすすめします。
北玄関では、日当たりが悪くて暗くなってしまうことを後悔するケースが非常に多くなっているため、大きめの窓を設けることでそういった後悔を防ぎましょう。
また、大きめの窓があれば、明るさを確保できるだけでなく換気をすることもできるため、湿気やカビなどの防止にも繋がります。
気をつけたい4つのこと②壁紙や床材などは明るい色にする
北玄関はどうしても暗くなりがちなので、壁紙や床材などはなるべく明るい色を選ぶようにしましょう。
壁や床の色を明るくするだけで、玄関から家に入ったときの印象は大きく変わるはずです。
北玄関では、暗くて怖い空間にならないよう、壁紙や床材にこだわってみるのが重要となります。
気をつけたい4つのこと③断熱性にこだわる
日が入りにくく寒くなりやすいのも北玄関の間取りの特徴なので、断熱性にこだわるというのも重視したいポイントです。
断熱性にこだわらずに北玄関の家を建ててしまうと、予想以上に家の中が冷えやすくなってしまい、大きな後悔に繋がりかねません。
そのため、断熱性には特にこだわり、北玄関から入ってくる冷たい外気に負けない家づくりを意識しましょう。
気をつけたい4つのこと④南側をリビング、北側に水回りをまとめる
北玄関にするなら、メリットを最大限に活かせる間取りを意識することも大切です。
そのためには、南側にリビングを配置し、北側にお風呂やトイレなどの水回りをまとめるような間取りにするとよいでしょう。
このような配置にすることで、リビングにはたっぷりと日当たりを確保し、明るく開放的な空間を作ることができます。
この記事のまとめ
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北玄関には、後悔しやすいポイントが多々あるため、北玄関の家を建てる場合には注意が必要です。
今回は、北玄関にした人が後悔した瞬間について、具体例を挙げながら解説してきました。
しかし、北玄関にはメリットもあるため、悪いことばかりではありません。
立地的に北玄関にせざるを得ない場合もあるかと思うので、そのような場合はぜひ今回解説した注意点なども参考にしながら、後悔しない家づくりのプランを検討してみてくださいね。