注文住宅の間取りを考えるとき、意外に悩みがちなポイントといえるのが、玄関の向きです。
一般的によくある家の玄関としては、道路に直接面している玄関をイメージする人が多いかもしれません。
しかし、玄関が道路に面していない、いわゆる横向き玄関を選ぶケースも、実は結構多くなっています。
そこで今回は、玄関が道路に面していない間取りは実際どうなのか、メリットやデメリットについて徹底解説していきたいと思います。
玄関の向きで迷っている人や、これから注文住宅を建てようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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玄関が道路に面していないってどういうこと?
そもそも、玄関が道路に面していないとはどういう状況なのか、イメージしにくい人もいるかもしれません。
玄関が道路に面していないとは、道路側を正面とした場合、家の側面部分に玄関を設けることです。
そのため、外から家に帰ってくるときは、家の敷地の中を奥まで歩いてから玄関にたどり着くといった感じになります。
玄関が道路に面していない間取りのメリット
玄関が道路に面していない間取りにすると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、4つのメリットを挙げて解説していきます。
玄関が道路に面していない間取りのメリット
- プライバシーを守りやすい
- 子供の道路への飛び出しを防げる
- 駐車スペースを確保しやすい
- アプローチ部分を有効活用できる
メリット①プライバシーを守りやすい
特に大きなメリットともいえるのが、プライバシーを守りやすくなるということです。
一般的な道路に面している玄関の場合、玄関から出入りする際、道路から家の中の様子が見えてしまいます。
そのため、なるべく外から室内を見られたくないという人の場合、玄関ドアを開け閉めする度に気になってしまうかもしれません。
道路に面していない玄関にすれば、玄関ドアを開けても道路側から中が見えることはなく、安心して過ごすことができるでしょう。
メリット②子供の道路への飛び出しを防げる
子供のいる家庭の場合、道路に面していない玄関にすることで、子供が道路へ飛び出してしまう危険性を低くすることができます。
玄関と道路との距離が近いと、玄関ドアを開けた瞬間に子供が道路に向かって飛び出してしまう恐れがあり、ヒヤッとした経験のある親御さんも多いかと思います。
玄関の位置を、道路に面していない位置に設ければ、自然と玄関から道路までの距離が遠くなるので、子供がすぐに道路へ飛び出してしまうのを防ぐことができるでしょう。
メリット③駐車スペースを確保しやすい
道路に面していない玄関にすることで、家の前に駐車スペースを確保しやすくなるというメリットもあります。
道路に面した位置に玄関があると、ドアの開け閉めや出入りのしやすさを考慮したうえで駐車スペースを設けなければならないため、駐車可能なスペースが狭まってしまいます。
玄関を横向きにして、道路に面する部分はすべて外壁のみという造りにすれば、駐車スペースを目一杯確保することができるでしょう。
普通なら1台分しか停められなかったところ、玄関を道路に面していない位置にずらしたことで2台分停められるようになったケースも実際にあります。
メリット④アプローチ部分を有効活用できる
玄関が道路に面していない家では、玄関から道路に出るまでのアプローチ部分が長くなるため、スペースを有効活用して楽しむことができます。
例えば、植栽を綺麗に設けてガーデニングを楽しんだり、屋外用の置物や飾りを並べてアレンジしたりすることで、家に入るまでの空間が特別なものになるでしょう。
また、将来的に車いすを使うようになったときにスロープを設けやすくなるのも、アプローチ部分が長い横向き玄関ならではのメリットの1つです。
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玄関が道路に面していない間取りのデメリット
玄関が道路に面していない間取りには、デメリットもいくつかあります。
ここでは、3つのデメリットを挙げて解説していくので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
玄関が道路に面していない間取りのデメリット
- 玄関の目の前が隣の家になってしまう
- 出入りの際に外を歩く距離が長くなる
- 外観がシンプルすぎる印象になることも
デメリット①玄関の目の前が隣の家になってしまう
道路に面していない位置に玄関を設けると、玄関のすぐ目の前が隣の家という状況になるケースが多くなります。
玄関の目の前に隣の家が来てしまうと、隣の家に音が響かないか、出入りする度に気にしながら玄関を使うことになるかもしれません。
特に、小さな子供のいる家庭では、玄関の出入り時に少し騒いでしまうことも多く、中には騒音問題へと発展してしまったケースもあります。
デメリット②出入りの際に外を歩く距離が長くなる
玄関が道路に面していないことで、家を出入りする際に外を歩く距離が長くなってしまうのも、デメリットに感じる人は多いでしょう。
特に、雨が降っている日には、できるだけ外を歩きたくないと思う人は多いはずなので、帰宅時にすぐに家の中に入ることができないのがストレスになってしまうかもしれません。
また、荷物をたくさん持っているときにも、玄関が道路に面していないとなかなか家の中にたどり着けず、荷物をすぐにおろしたくてもおろせないというストレスが発生する可能性もあります。
デメリット③外観がシンプルすぎる印象になることも
横向き玄関では、道路側から玄関ドアが見えない構造となることから、外観デザインがシンプルすぎる印象となってしまう可能性もあります。
一般的によくある家では、道路側から見える位置に玄関ドアが来るため、玄関ドアが家全体の外観デザインにおいてアクセントのような役割となります。
しかし、玄関が道路に面していないと、道路側から見える家の外観は外壁のみとなってしまい、のっぺりとして物足りなさを感じてしまうかもしれません。
玄関が道路に面していない間取りが合うのはこんな人
玄関が道路に面していない間取りは、次のような人には合っているといえるでしょう。
玄関が道路に面していない間取りが合うのはこんな人
- なるべく外から家の中が見えないようにしたい
- 小さな子供がいるorこれから子供が増える予定がある
- 広めの駐車スペースが欲しい
- おしゃれなアプローチのある家に憧れている
このような特徴にあてはまる人は、玄関が道路に面していないほうが、理想に近いマイホームを実現できるかもしれません。
玄関が道路に面していない間取りが合わないのはこんな人
反対に、次にような人の場合は、玄関が道路に面していない間取りは合わない可能性があります。
玄関が道路に面していない間取りが合わないのはこんな人
- 隣の家への騒音問題を気にしたくない
- できるだけ外を歩く距離は短くしたい
- おしゃれな玄関ドアにこだわりたい
- 玄関を出たら明るく開けた空間が広がっていたほうがいい
上記のような項目に共感するのであれば、玄関が道路に面していない家にすると、しっくりこないかもしれないので、注意しましょう。
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まとめ:メリット・デメリットを比較してどちらを重く感じるか
今回は、玄関が道路に面していない間取りについて、メリットやデメリットを詳しく紹介してきました。
玄関の位置や向きは、実際に住んでみてから初めて「こうすればよかった」と後悔するケースも少なくありません。
そのため、間取りを決めていく段階で、玄関の配置によってどのようなメリットやデメリットがあるのかを把握しておくことはとても重要です。
これから注文住宅を建てようとしている人は、今回解説してきた内容を参考に、どのような玄関が理想的であるかぜひ家族で話し合ってみてくださいね。