川の近くにすごく良い土地を見つけたど、その土地を買って注文住宅を建てるべきかどうか迷っていませんか?
いろんな条件や金額面がすごく良いので今すぐその土地を買いたいとは思うものの、川の近くだとどうしても心配ごとが増えてしまいます。
とはいうものの、もちろん川の近くに絶対に住んではいけないという訳ではありません。
なのでその後に、川の近くの土地を選ぶ3つのメリットと、川沿いの土地に住んでも後悔しづらい人の特徴も合わせてお話ししています。
川沿いの土地に注文住宅を建てようかどうか検討されている方は、ぜひ参考にされてください。
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川の近くに住んではいけない10個の理由
それでは早速ですが、まずは川の近くに住んではいけない10個の理由をあなたにお伝えしたいと思います。
下記のようなリスクやデメリットがあるため、川の近くには住んではいけないと言われています。
川の近くに住んではいけない10個の理由
- 洪水のリスクがある
- 土砂災害のリスクがある
- 万一の際の備えを常にしておく必要がある
- もし水害が起きた時の復旧作業が大変
- 虫が多い可能性が高い
- 川の音による騒音問題
- 湿気対策が必要になる
- 地盤が弱い場合がある
- 臭いが気になる時がある
- 風が強い
住んではいけない理由①洪水のリスクがある
川沿いに住んではいけないと言われる最大の理由は、やはり洪水のリスクがあることでしょう。
最近では地球温暖化の影響もあって大雨が降りやすくなっていて、毎年日本のどこかで大きな洪水が発生しています。
ひとたび洪水に巻き込まれると自宅にも甚大な被害がもたらされますから、住まない方が良いと言われるのですね。
住んではいけない理由②土砂災害のリスクがある
また、山の近くの川沿いの場合は、洪水だけではなく土石流などの土砂災害のリスクもあります。
土石流は、山の土や石・木などが、川の水と一緒にものすごい勢いで流れてくる災害のことです。
洪水よりも被害の範囲は局所的になりますが、石や木も一緒に流れてくるので家屋や人的な被害が発生しやすく、非常に危険度が高い災害になります。
住んではいけない理由③万一の際の備えを常にしておく必要がある
川の近くの暮らし、特に川の堤防よりも低い場所に家を建てる場合は、洪水被害の可能性を確実にゼロにすることはできません。
そのため、そのような場所に住む時には万一の際の備えを常にしておく必要が出てきます。
もし洪水が起きたらどこに避難するのかを確認しておかなければなりませんし、大雨が降った時には事前に避難所に避難をするなどの具体的な行動が必要になります。
このように、常に命を守ることを考えながら生活しなければならないのも、住まない方が良いと言われる理由になっています。
住んではいけない理由④もし水害が起きた時の復旧作業が大変
そして万が一そのような災害が起きてしまったら、その復旧作業がとても大変になります。
床上浸水などで家の中に洪水の泥水が入ってきたら、それを取り除いてまた住める状態にするのに大変な労力が掛かります。
また、車やエアコンの室外機・給湯器などが洪水でダメージを受けると、使えなくなって買い替えないといけなくなるかもしれません。
そして最も最悪なのは、家自体が住めなくなるほどの深刻なダメージを受けて、手放さなければいけなくなる場合です。
そうなったらせっかく建てた注文住宅なのに、ローンだけ残るという悲惨な状況になってしまいます。
このリスクをゼロにできないのが、川の近くに住む大きなデメリットになります。
住んではいけない理由⑤虫が多い可能性が高い
水があるところは虫にとってのオアシスなので、川の近くは虫が多い可能性が高いです。
特に蚊や小バエなど、飛んでくるタイプの虫は厄介です。
網戸などをしていてもどこからともなく家の中に入ってくるので、虫が嫌いな人は要注意です。
住んではいけない理由⑥川の音による騒音問題
これは住む前には意外と分からないポイントですが、川の音が騒音と感じてしまう場合もあります。
川の音が、森の中の小川のせせらぎのような癒される音だったら良いのですが、今の川は基本的には護岸工事もきちんとされているので、どうしても「ザーっ」という人工的になものになってしまいます。
そうすると、とてもせせらぎというような良い音ではなくなるので、騒音と感じてしまうのですね。
住んではいけない理由⑦湿気対策が必要になる
川の近くは、湿度が高いので湿気対策も必要になります。
家周辺の湿度が高いと、カビなどが発生する原因になりますし、家の傷みも早くなります。
住んではいけない理由⑧地盤が弱い場合がある
川の近くの地盤は一概に弱いとは言えませんが、かなり地盤が弱い土地もあります。
それは、元川や沼・池などを埋め立てて造った土地です。
このような土地はとりわけ強度が弱く、地震が起きた際の被害も大きくなりますし、家の工事の際に地盤改良で追加の費用が掛かる可能性もあります。
なので、買おうとしている土地がどのようにして造られたのかは、調べておきたいところです。
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住んではいけない理由⑨臭いが気になる時がある
川というのは、独特の臭いがする時があります。
これは田舎のキレイな川だと良いのですが、都会の少し汚れた川だと悪臭と感じる場合もあります。
臭いなど五感に関することで不快な思いをすると後悔の原因になりますので、臭いも要注意なのですね。
住んではいけない理由⑩風が強い
川沿いは、周囲に風よけになる建物がなく風の通り道になりやすいので、風が強くなります。
風通しが良いといえば聞こえが良いですが、強すぎるとそれはそれで問題です。
洗濯物を外干ししていたら、風で飛ばされたなんてことは風が強い土地あるあるです。
また、台風などの時にも被害に遭いやすくなりますので、川沿いに住むと風に対する注意が多く必要になります。
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川の近くの土地を選ぶ3つのメリット
ここまで、川の近くに住んではいけないと言われる理由を確認してきましたが、もちろん、川の近くの土地はデメリットばかりではありません。
そこでこの章では、川の近くの土地を選ぶ3つのメリットをご紹介します。
川の近くのメリット①景色が良い
川沿いに住む大きなメリットの一つは、やはり景色が良いことでしょう。
川の上には当たり前ですが何も建物がないので、目の前が開けた開放的な空間になります。
そうなると必然的に景色が良くさらに日当たりも良くなりますから、気持ちよく日々の生活を送ることができます。
川の近くのメリット②自然環境が豊か
川沿いは虫が多いというデメリットがありますが、それは言い換えれば自然環境が豊かであるとも言えます。
川沿いは緑豊かな環境である場合が多いですし、水辺には野鳥も集まってきます。
自然環境が豊かだと心も自然とリフレッシュできますから、自宅が最高の癒し空間になりますね。
川の近くのメリット③川沿いで散歩やジョギングができる
最近では健康の重要性があらゆる方面で叫ばれているので、あなたも健康にはきっと気をつけられていることだと思います。
そして健康に良いと言われているものに、散歩とジョギングがあります。
この2つは外でやることになりますから、できることなら良い景色のところを歩いたり走ったりしたいですよね。
そんな時に、川沿いは最強の散歩やジョギングコースになります。
綺麗な景色の中を歩いたり走ったりしたら、心も体もリフレッシュされて健康になること間違いなしです!
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川沿いに住んでも後悔しづらいのはこんな人
最後の章では、川沿いに住んでも後悔しづらいのはこんな人というのを解説していきます。
そのため、ここでは自分が後悔しやすいタイプなのか、後悔しづらいタイプなのかを確認してください。
まず大前提としては、万一の際の備えをしておくことが苦にならない人の方が後悔しづらいでしょう。
川の近くの土地で、さらにはハザードマップで洪水など何らかの災害が起こると想定されている土地は、やはり災害のリスクをゼロにはできません。
近年のハザードマップはかなり正確にできていて、いざ実際に災害が起こるとまさにハザードマップで想定していた通りだったというパターンが結構あります。
そのため、ハザードマップを確認して万一災害が起きた際の準備や対処方をきちんとできる人が川沿いの土地には向いています。
そしてその上で、川沿いのデメリットよりもその土地のメリットが上回ると感じたのなら、買った後の後悔はしづらいです。
例えば私の場合はハザードマップで浸水リスクがあるとされている土地を買ったのですが、値段や利便性などそれ以外の土地の条件が最高だったので、その土地を買う決断をしました。
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そのため、川の近くの土地を買う場合は、自分の中でリスクを上回るメリットを感じられる土地かどうかが、後悔するかどうかの重要な判断基準になります。
極度の心配性だった私も、土地ブルー期間を乗り越えた後は、開き直って良い土地が買えたと思って通常メンタルで暮らすことができています。
川沿いに関わらずどんな土地でもデメリットというのはありますから、それが自分にとってどのくらいのストレスになるのかを考えるのも大事なことになりますね。
まとめ:デメリットを承知で買うならそれもOK
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本記事のまとめです。
川の近くに住んではいけない10個の理由
- 洪水のリスクがある
- 土砂災害のリスクがある
- 万一の際の備えを常にしておく必要がある
- もし水害が起きた時の復旧作業が大変
- 虫が多い可能性が高い
- 川の音による騒音問題
- 湿気対策が必要になる
- 地盤が弱い場合がある
- 臭いが気になる時がある
- 風が強い
川の近くの土地を選ぶ3つのメリット
- 景色が良い
- 自然環境が豊か
- 川沿いで散歩やジョギングができる
川沿いに住んでも後悔しづらいのはこんな人
- 防災の準備が苦にならない人
- デメリットを上回るメリットをその土地に感じる人
- デメリットからくるストレスに上手く対処できる人
ここまでこの記事を読んでくださったあなた、川の近くの土地を買うのをやっぱりやめようと思いましたか?それとも、買おうと思いましたか?
そしてもしまだ迷っている場合は、焦って決める必要はありません。
注文住宅は一度建てると簡単には引っ越せませんので、もう一度冷静になって落ち着いて考えましょう。
その上で自分が決断した選択肢へ進むことができれば、自信を持ってその道を進んでいくことができると思いますよ。