注文住宅を建てたいけれど、理想にぴったりのいい土地がなかなか見つからずに困っている人は多いのではないでしょうか?
住みたい場所は決まっているものの、一生懸命そのエリアで土地を探しても理想の土地に巡り合えず、土地探しに疲れてしまうのはよくあるケースです。
そこで今回は、いい土地が見つからず土地探しに行き詰まっている人のために、土地探しのポイントを押さえながらアドバイスしていきます。
「住みたい場所に土地がない!」と悩んで頭を抱えている人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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住みたい場所に土地がないときにまず考えること
住みたい場所に土地がないとき、まずはそのエリアでないといけない理由を具体的に考えてみましょう。
例えば、子育てのサポートが必要という理由で実家の近くに土地を探す場合や、子供の学区指定の関係でエリアが決まっている場合、通勤で使う電車の沿線エリアで土地を探したい場合など、人それぞれさまざまな理由があるはずです。
具体的な理由を改めて把握したうえで、やはりそのエリア内で探し続けるべきか、エリアを変えて探してみるべきか、もう一度考え直してみることが大切です。
思い切って住みたい場所を諦めるメリット
同じエリアで土地を探し続けても、いい土地が見つからないまま時間ばかり過ぎていってしまう可能性があるので、どうしても見つからないときは思い切ってほかのエリアで探すことも考えなければなりません。
住みたい場所を変更することにためらいを感じる人も多いかもしれませんが、希望エリアを変更することで得られるメリットもあります。
ここでは、思い切って住みたい場所を諦めてほかのエリアで土地を探すメリットを3つ紹介するので、詳しく見ていきましょう。
住みたい場所を諦める3つのメリット
- 予算が浮く可能性がある
- より住みやすい土地に出会える可能性がある
- より早くマイホームを実現できる
住みたい場所を諦めるメリット①予算が浮く可能性がある
もともと希望していたエリアを諦めてほかのエリアに変更することで、結果的に予算が浮いたというケースは少なくありません。
例えば、当初は利便性を求めて都心部エリアを希望していた人が、希望エリアを都心部から少し離れたエリアに変更してみると、相場が安くなることで土地代の予算が大幅に浮くことが考えられます。
土地代を抑えることができれば、浮いた分の予算を家の建築費用に充てられるようになります。
当初の住みたい場所を諦めて希望エリアを変更することで、土地代が抑えられてより高品質な家を建てることへと繋がるかもしれません。
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住みたい場所を諦めるメリット②より住みやすい土地に出会える可能性がある
住みたいと思っていた場所を諦め、ほかのエリアに目を向けてみることで、より住みやすい土地に出会える可能性があります。
例えば、ほかのエリアをよく調べてみると、もともと住みたかったエリアよりも買い物に便利なお店が充実していたり、保育施設や公園などの子育て環境が整っていたり、思いがけない魅力に気付いたというケースは多いでしょう。
もともとの希望エリア内で土地を探し続けて「いい土地に出会えない」と嘆いているよりも、諦めてほかのエリアの魅力を発見したほうが、結果として満足度の高い土地に出会える可能性は広がります。
住みたい場所を諦めるメリット③より早くマイホームを実現できる
住みたい場所を変えずに見つからない土地を求め続けていれば、夢のマイホームを実現する時期もどんどん先延ばしになってしまいます。
思い切って希望エリアを変更していい土地を見つけられれば、より早くマイホームを実現できるはずです。
理想の土地がないエリアでひたすら無いものを探し続けるのは、無駄な時間を過ごしているといっても過言ではありません。
また、住宅ローンを組むことも考えても、マイホームを建てる時期は早いに越したことはありません。
よって、希望エリアを変更して早くマイホームを実現することは、総合的に判断してもメリットが大きいといえるでしょう。
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住みたい場所をどうしても諦めきれないなら
住みたい場所を諦めることでメリットがあるとはいえ、どうしても希望エリアを諦められないという人もいるでしょう。
その場合は、土地に求める条件を変えるか、土地の探し方を変える必要があります。
ここでは、どうしても住みたい場所を諦められない人のために、具体的に行うべきアプローチの方法を5つ紹介していくので、参考にしてみてください。
住みたい場所を諦めきれないときの5つのアプローチ方法
- 希望条件に優先順位をつける
- 複数の不動産会社に土地探しを依頼する
- 古家つきの土地も候補に入れる
- 土地探しの時期を改める
- マンションの購入も検討する
住みたい場所を諦めきれないなら①希望条件に優先順位をつける
特定のエリアでいい土地が見つからない場合は、土地に求める条件の1つ1つに、細かく優先順位をつけてみましょう。
希望エリアを限定したうえ、あれもこれもとさらに希望の条件をいくつも求めていては、すべてを満たす土地はなかなか見つかりません。
そこで、求めるすべての条件に対して細かく優先順位をつけることで、自分が本当に求めている条件と、実は妥協してもよさそうな条件が見えてくるはずです。
自分のなかで妥協点を上手に見つけることで、いい土地が見つからないと思っていたエリアでも、自分にあった土地があることに気付けるかもしれません。
住みたい場所を諦めきれないなら②複数の不動産会社に土地探しを依頼する
いい土地を見つけるためには、複数の不動産会社に土地探しを依頼することがポイントです。
売り出し中の土地の情報は、基本的には不動産業界全体で共有されているものの、なんらかの理由で特定の不動産会社のみが紹介できる土地がある場合もあります。
できるだけ複数の不動産会社に土地探しを依頼し、いい土地があればすぐに紹介してもらえる関係を築いておくことで、自力では見つけられなかった魅力的な土地が見つかるかもしれません。
住みたい場所を諦めきれないなら③古家つきの土地も候補に入れる
すぐに家を新築したいと考え、更地の状態にある土地を探している人は多いかもしれませんが、なかなかいい土地が見つからないときは古家つきの土地も候補に入れてみましょう。
古家がすでに建っている状態の土地を購入する場合、古家を解体してから新しく家を建てることになるので、解体費用がかかる点を気にする人も多いかもしれません。
しかし、古家つきの土地は解体することを前提として売り出されているため、相場よりも土地代が安く設定されていることが多くなっています。
そのため、古家の解体費用を含めても、結果として更地を買って家を建てるよりも安く済む可能性さえあります。
住みたい場所を諦めきれないなら④土地探しの時期を改める
どうしても住みたい場所に土地が見つからない場合は、土地探しの時期を改めるのも1つの手です。
賃貸物件などとは異なり、新しい土地は頻繁に出てくるものではないので、一旦土地探しをやめて時期を改めることも検討しましょう。
新しい土地の売り出し情報が多く出やすい時期としては、春ごろが狙い目です。
春は、就職や転勤、進学など、新生活を迎える人が特に多くなる時期であり、新生活に合わせて土地を売却する人も増えるため、いい土地を見つけられる可能性が高まる時期といえるでしょう。
住みたい場所を諦めきれないなら⑤マンションの購入も検討する
いろいろな探しかたを試してみても、どうしても住みたい場所に土地が見つからないときは、マンションの購入を検討してみてもよいかもしれません。
マイホームについて最も譲れない条件がエリアであるなら、新築戸建てを諦めてマンションを購入することで、希望のエリアに住むという理想を叶えることができます。
戸建てとは異なるマンションならではのメリットもたくさんあるので、どうしても住みたい場所を変えたくない場合は、選択肢に入れてみるとよいでしょう。
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ネットに出回っていない土地情報を知る方法は…
ネット上で土地を探しても見つからないとき、ネットに出回っていない土地情報を知りたいと考える人は多いでしょう。
ネットに出回っていない土地情報を知りたいなら、不動産会社に直接聞くのが最もよい方法です。
不動産会社によっては、売主と直接的な関係があり、希望者がいれば売却するといった掘り出し物件をネットに公開せずに持っている場合があります。
このような情報を知るためには、複数の不動産会社に実際に足を運び、ネットに出回っていない土地を教えてもらえるような関係を築くことが重要です。
土地を探していることをアピールし、いい土地があればすぐに連絡をもらえるような関係性づくりを意識してみるとよいでしょう。
まとめ:メリット・デメリットを比較して決断しよう
住みたい場所が決まっている場合の土地探しは、なかなかスムーズに見つからずに行き詰まるケースも多いかもしれません。
しかし、少し視点を変えてみたり、探しかたを工夫したりすることで、自分にぴったりの土地を発見できる可能性を高めることはできます。
今回解説した内容をしっかりと理解し、今後の土地探しの参考にしてみてくださいね。