- ホスクリーンとホシ姫サマってどっちがいい?
- どちらが人気なのか知りたい!
注文住宅での採用率がほぼ100%の設備が室内物干しです。
雨の日、花粉がひどい日、帰りが遅くなる日などに室内で洗濯物が干せると便利ですよね。
人気な室内物干しですが、中でも人気なのがホスクリーンとホシ姫サマです。
ほとんどの家庭がどちらかを検討し、採用しているのではないでしょうか。
ちなみにホスクリーンは川口技研、ホシ姫サマはPanasonicの商品です。
今回は、大人気のホスクリーンとホシ姫サマを徹底比較し、どちらが優秀なのか考えていきましょう。
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ホスクリーンVSホシ姫サマ【徹底比較】
ホスクリーンとホシ姫サマを項目ごとに徹底比較します。
バリエーション
いつもならみんなが気になるお値段の比較から入りますが、今回は初めに商品のバリエーションを確認します。
両メーカーの代表的な商品は以下の通りです。
ホスクリーン:スポットタイプ
ホシ姫サマ:天井付タイプ
ホスクリーン「スポットタイプ」:バリエーションは無し
スポットタイプとは天井2ヵ所に専用ポールを取り付け、ポールの先端に付いた穴に物干し竿を通す仕組みです。
使わないときはポールも取り外せるので、空間をすっきりと見せることができます。
細かく見れば商品バリエーションはありますが、ポールの長さの違いやちょっとしたデザインの差だけなのでバリエーションは無しとします。
ホシ姫サマ「天井付タイプ」:3種類のバリエーション
天井付タイプは物干し竿ごと天井に埋め込まれているタイプです。
使うときに操作をして物干し竿を届く位置まで下ろします。
バリエーションは次の3つです。
- 竿2本電動式
- 竿1本電動式
- 竿1本手動式
ホシ姫サマも細かく見れば電動のスイッチや竿の長さの違いなどがありますが、こちらはホスクリーン同様バリエーションの数には含めません。
ホシ姫サマは同じ天井付の中でも3種類に分かれるので、バリエーションの点では勝利としました。
今回は、全部で以下の4つの室内物干しについて比較していきます。
- ホスクリーン「スポット式」(SPC型、標準サイズ)
- ホシ姫サマ「竿2本電動式」(ロング・リモコン式)
- ホシ姫サマ「竿1本電動式」(リモコン式)
- ホシ姫サマ「竿1本手動式」(ロング)
初期費用
初期費用を見てみましょう。
メーカーが公表している定価での比較です。
ホスクリーン:5,350円/本(物干し竿を通すなら2本必要なので10,700円)
ホシ姫サマ「竿2本電動式」:157,900円
ホシ姫サマ「竿1本電動式」:100,100円
ホシ姫サマ「竿1本手動式」:48,700円
圧倒的にホスクリーンが安いですね!
ホスクリーンには物干し竿がついていないので購入する必要がありますが、それを加味してもホスクリーンの方が初期費用はかかりません。
耐荷重
1度にたくさんの洗濯物を干す家庭は、耐荷重も気になるところでしょう。
こちらも比較してみます。
ホスクリーン:8kg(1本)
ホシ姫サマ「竿2本電動式」:15㎏
ホシ姫サマ「竿1本電動式」:10㎏
ホシ姫サマ「竿1本手動式」:8kg
ただし、ホスクリーンは1本分の耐荷重しか公表していません。
2本のポールに物干し竿を通して使う場合、単純計算であれば16㎏になりますが定かではありませんね。
そのため、耐荷重だけで比較するとホシ姫サマの「竿2本電動式」が勝利となりました。
竿も2本ついているので、洗濯物同士のスペースも確保しつつたくさんの量を干せそうです。
見た目
見た目のすっきりさも気になりますよね。
ホスクリーン
ポールは着脱可能、直径6.4cm×厚さ1.3cmの本体だけが天井に残る
ホシ姫サマ「竿2本電動式」
天井にすっきり格納される、縦45.6cm×横153.2cm×厚さ19.9cmのカバーが天井に残る
ホシ姫サマ「竿1本電動式」
天井にすっきり格納される、縦16.5cm×横170cm×厚さ16.8cmのカバーが天井に残る
ホシ姫サマ「竿1本手動式」
竿は収納されるが操作用の紐が残る、縦14cm×横162cm×厚さ10.4cmのカバーが天井に残る
ホスクリーンは着脱式なので、ポールを取ればかなりすっきりとします。
対して、ホシ姫サマは天井に格納されるので、カバーの面積が大きくなります。
手動式は操作用の紐が常に垂れ下がっている状態なので、そちらが気になるという方も多いです。
ホシ姫サマにすっきりさを求めるなら、「竿1本電動式」をおすすめします。
ただし、室内物干は毎日のように使うので収納しないという方も多いです。
収納時の見た目はそこまで気にしなくてもいいでしょう。
操作性
続いて操作性についてです。
竿の高さを調節する場合の操作を確認しましょう。
ホスクリーン
ポールを本体から外し、プッシュボタンを押しながらスライドさせて高さ調節をする
ホシ姫サマ「竿2本電動式」
リモコンのスイッチを押すだけ、洗濯物を干したままで高さが調整できる
ホシ姫サマ「竿1本電動式」
リモコンのスイッチを押すだけ、洗濯物を干したままで高さが調整できる
ホシ姫サマ「竿1本手動式」
天井から垂れ下がっている紐で高さ調節ができる
ホスクリーンは3段階しか高さ調節ができませんが、ホシ姫サマは天井から120cmの高さまでなら、好きな高さで調節が可能です。
続いて、収納するときの操作性もチェックします。
ホスクリーン
物干し竿を抜き、ポールを上に押し当てて回転させるだけで着脱可能
ホシ姫サマ「竿2本電動式」
リモコンのスイッチを押せば収納できる
ホシ姫サマ「竿1本電動式」
リモコンのスイッチを押せば収納できる
ホシ姫サマ「竿1本手動式」
天井から垂れ下がっている紐を操作して収納
電動式はスイッチを押すだけなので、車いすの方や高齢の方でも楽々操作ができます。
干すときは届きやすい高さまで竿を下げて、干している間は邪魔にならない高さまで上げておける点も魅力的です。
ホスクリーンも操作自体は簡単ですが、毎回物干し竿を抜き差ししなければいけない点が少し引っかかります。
ホシ姫サマの手動タイプも操作するのが少し手間に感じそうです。
竿の長さ
たくさんの量を竿の長さも重要です。
短い竿に多くの洋服を干したら、洋服同士の隙間が空かず中々乾きません。
ホスクリーン:95~154cm、145~234cmの2種類販売(竿は別途購入も可能)
ホシ姫サマ「竿2本電動式」:143.6~220.8cm
ホシ姫サマ「竿1本電動式」:143.6~220.8cm
ホシ姫サマ「竿1本手動式」:143.6~218.9cm
長さはほとんど変わりません。
ホスクリーンの専用物干し竿が10cm程度長いですが、実際にこちらの物干し竿を使う方はあまりいませんので引き分けとしました。
カラーバリエーション
今回比較している室内物干しは天井付なので、天井の色に合った物があれば採用の幅が広がります。
それぞれのカラーバリエーションを見てみましょう。
ホスクリーン:ホワイト、ブラウン(木目)、ブラックの3種類
ホシ姫サマ:ホワイトのみ
ホスクリーンにはカラーバリエーションがありますが、ホシ姫サマは全タイプホワイトのみです。
ホシ姫サマを採用するときは天井のクロスを白にすると自然でしょう。
人気なのはどっち?
私の営業時代を振り返ると、圧倒的にホスクリーンの方が採用率が高かったです。
室内物干しを採用した方の80%以上がホスクリーンを選んでいたと思います。
価格が低い点がチョイスするポイントになっていたようです。
コンパクトな空間に施工したい方はホシ姫サマを選ぶこともありました。
ホシ姫サマを選ぶ方は、高くても電動式を選んでいたような記憶があります。
インスタグラムの検索件数でも「ホシ姫サマ」が約1200件なのに対し、「ホスクリーン」は約7000件もありました。
認知度や人気度はホスクリーンの方が高いことがわかりますね!
ホスクリーンとホシ姫サマの比較をまとめよう
最後にホスクリーンとホシ姫サマの比較結果をお伝えします。
ホスクリーン | ホシ姫サマ
(電動・竿2本) |
ホシ姫サマ
(電動・竿1本) |
ホシ姫サマ
(手動・竿1本) |
|
初期費用 | ◎ | × | △ | ○ |
耐荷重 | 〇 | ◎ | △ | △ |
見た目(収納時) | ◎ | △ | 〇 | 〇 |
操作性 | △ | ○ | ○ | △ |
竿の長さ | ○ | ○ | ○ | ○ |
カラーバリエーション | ◎ | × | × | × |
結果発表
1位 ホスクリーン(スポットタイプ)
2位 ホシ姫サマ(電動・竿2本)
3位 ホシ姫サマ(電動・竿1本)、ホシ姫サマ(手動・竿1本)
比較結果を確認しても、人気と比例するようにホスクリーンが1位という結果になりました。
室内物干しは機能性よりも価格や見た目を重視するという、消費者のニーズにホスクリーンはぴったりなのでしょう。
ただし、採用する場所や使う方によって使い勝手のいい室内物干しは違います。
自分にとって使いやすい室内物干しを見つけ、洗濯を少しでも楽になる工夫をしましょう。
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