子供部屋の広さを何帖にしようか迷いますよね。
- 広い子供部屋は要らない!
- 最低でも6帖は欲しくない?
- 自分は狭い子供部屋だったから広くしてあげたい。
様々な意見があると思います。
今回は、4.5帖の子供部屋について詳しく解説します。
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結論:子供部屋4.5帖は狭くない
結論から言うと、子供部屋4.5帖は狭くありません。
もちろん人によって感じ方は違いますので、絶対そうと言っているわけではないです。
しかし、4.5帖は狭くないとお伝えするには理由があります。
子供部屋4.5帖が狭くないワケ
では、なぜ子供部屋の4.5帖は狭くないのでしょうか。
理由は次の2つです。
①子供部屋に置くものが段々減ってきている
昔に比べると子供部屋に置くものが減ってきています。
具体的に考えていきましょう。
まずはテレビです。
昔であれば、テレビを置きたいという子供もいましたが、最近はテレビよりもスマホを見ている子が多いですよね。
そのため、以前よりも子供部屋にテレビを置こうと考える家庭は少ないです。
続いて、勉強机です。
もちろん子供部屋に置く方もいますが、他の空間に勉強スペースを作る方も増えてきました。
例えば、リビング・ダイニング空間にカウンターを設けたり、中2階に勉強スペースを作る方もいます。
そのため、子供部屋に机を置くとしても、以前より省スペースな簡易的なものを選ぶことが多いです。
最後は収納です。
最近では子供部屋でもクローゼットなどの収納を間取りに組み込むことが多いです。
そのため、収納棚を買い足さないという家庭も増えています。
空間としては4.5帖の子供部屋でも、収納まで足すと実は5帖以上の広さになることがほとんどでしょう。
昔は収納棚を買い足すことが普通でしたので、その分広い空間が必要でしたが、今はそうではありません。
収納を足したときの広さを元に、子供部屋の広さを検討してみてもいいでしょう。
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②子供部屋として使われる期間は約10年前後
子供部屋を使う期間は、約10年前後と言われています。
小学生になる6歳から子供部屋を使い始め、高校生まで使うと12年です。
しかし、子供が子供部屋で過ごす時間はどのくらいでしょうか。
日中は学校があり、中高生になると部活が始まるので、子供部屋は主に寝るための部屋となります。
休日も部活に遊びと忙しい日々を過ごす子供にとって、広い子供部屋はそこまで必要ないのです。
そう考えると、ずっとマイホームで過ごす夫婦の空間を広くすべきだと思いませんか?
あるいは、LDKなどの家族が集まる空間を充実させた方が、満足のいくマイホームになるはずです。
むしろ子供部屋は少し狭いくらいでも良い3つの理由
子供部屋は狭い方が、子供や親にとって良いこともあります。
①物が増えない
まずは、物が増えないことです。
限られた広さの部屋なので、置ける物の量が決まってきます。
小さな頃から、「この棚に入るだけしかおもちゃは買わない」などのルールを教えておきましょう。
そうすることで、自然と物が増えない部屋になります。
また、物が少ないと掃除もしやすいです。
無駄な家具を置くスペースがない分、ホコリも溜まりにくく棚下などの面倒な掃除もありません。
少しの空間を掃除をすればいいので子供も手伝いやすく、自分で掃除をする習慣を身に付けやすいでしょう。
②リビングで過ごす時間が長くなる
子供部屋が狭いと、子供は快適なリビングで過ごす時間が長くなります。
逆に子供部屋が快適になってしまうと、自分の部屋にこもりがちになることもあります。
おもちゃ、ゲームなどの楽しめるアイテムはリビングに置き、リビングで過ごす時間を増やしましょう。
勉強スペースはリビングに作って、勉強する様子を見守る間取りも人気があります。
そうすることで、家族との会話が増えたり、子供のちょっとした変化にも気づきやすいです。
③集中力が上がる
狭い空間の方が人間の集中力は上がります。
カフェや図書館などで集中したいときに、人は真ん中よりも端の席を選ぶという研究結果も出ています。
広い空間だと子供は集中できず、すぐに他の物へと目移りしてしまいます。
しかし、狭い空間であれば目の前の物に没頭しやすいのです。
また、前項でもお伝えした通り、狭い部屋は整理整頓しやすいです。
きれいに片付いた部屋も集中力が上がると言われていますので、狭い部屋は子供の学習にぴったりです。
逆に子供部屋が広いと3つのデメリットがある
とはいっても、子供部屋は広いほうがいいよね!と思っている方もいると思います。
しかし、部屋が広いと実はデメリットがあるのです。
①部屋が汚くなりやすい
部屋が広いと汚くなりやすいです。
広い空間があると子供は何でも床に置く習慣がついてしまいます。
なぜなら、床に置きっぱなしにしていても、まだ快適に過ごせる空間が残っているからです。
また、空間が広いとたくさんの家具や物を買いがちです。
たくさんの物を買ってしまうと、逆に部屋が狭く見えて汚く感じることもあります。
②友達との溜まり場になる可能性がある
中学生や高校生になると、広い部屋は友達との溜まり場になってしまう可能性があります。
子供がどんな友達と遊んでいるのか知りたいので構わないという方もいると思います。
しかし、自分がいない間に子供が大勢の友達を呼んでいたらどうでしょうか。
自分の家で大勢の友達がどのように過ごしているのか不安になりますよね。
共働きの家庭は特に家を空ける時間帯が長いので、溜まり場になる可能性が高いです。
そのような場合は、子供部屋を狭くして溜まり場にならないようにしましょう。
③電気代がかかる
当たり前ですが、子供が子供部屋で長い時間過ごすと電気代がかかります。
照明はもちろん、夏場・冬場はエアコンもつけます。
狭い部屋ならすぐに冷暖房が効きますが、広い部屋だとそうはいきません。
子供がリビングで長く過ごしてくれれば、照明もエアコンもLDKだけつけておけばいいので、節約につながります。
家計を助けるためにも、狭い子供部屋を選択しましょう。
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4.5帖の子供部屋にしてメリットのある空間づくりを
4.5帖の子供部屋は決して狭くなく、たくさんのメリットを持ち合わせています。
- きれいな子供部屋を保てる
- 子供とはコミュニケーションをたくさんとれる
- 家族や夫婦の空間を広く採れる
- 集中できる環境づくりができる
- 子供部屋が友達の溜まり場にならない
- 電気代の節約につながる
広い子供部屋を作ろうと思っている方は、今一度必要性を考え直してみましょう。
また、4.5帖が狭くないかと迷っている方は、「4.5帖の子供部屋は最適な広さだ!」と考えを改めましょう。
子供部屋の広さに悩んでいる方にとって、少しでも役立つ記事になることを祈っています。
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