家づくり基本の「キ」

木造軸組・2×4・鉄骨・RCの4大工法を徹底比較【注文住宅】

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こんにちは!梅雨は30℃を超えたり20℃を下回ったりで体調が心配です。

 

今回は「注文住宅の工法を徹底的に比較」してみました!

工法とは注文住宅の建て方のこと。大きく分けて木造軸組工法・2×4・鉄骨・RCの4つがあります。

 

木造にすべきか2×4にすべきか鉄骨にすべきか、はたまたRCにすべきか。

それぞれにどのようなメリットが、デメリットがあるのか。

この記事を読めば、あなたに合うあなた好みの工法が見えてくることでしょう!

 

しばいぬ
ワタクシの犬小屋は木造でゴザイマス。
はむすたあ
犬小屋の話しは一切関係ないでゴザイマス。

 

それぞれの工法について基本を学ぼう

 

それぞれどのような工法なのでしょうか。ひとつずつ見ていきましょう。

 

木造とは

読んで字のごとく、加工した木材を組み立てて造る工法です。

木造にも大きく2種類あるので、勉強しておきましょう。

 

木造軸組工法(在来工法)

日本で最も古くからある工法で、住宅に最も多く採用されている工法です。

住宅を縦に支える柱、横に支える梁(はり)、地震の揺れを抑えるため柱と柱の間に斜めに通す筋交い(すじかい)などから成っている工法です。

日本の高温多湿な気候・風土に適しています。

読み方は「もくぞうじくぐみこうほう」。在来(ざいらい)工法と表現されることもあるよ。

「木造軸組工法」の代表的なハウスメーカー
住友林業、一条工務店、タマホーム、アイフルホーム、木下工務店 など

 

2×4工法(枠組壁工法)

断面が2×4インチの木材で枠組みを作り、構造用合板を釘打ちしたパネルを箱のように組み立てる工法です。

読み方は「ツーバイフォー」。枠組壁工法と表現されることもあるよ。

最近では2×4が進化した2×6(ツーバイシックス)もだいぶ普及しています。

北米から日本に伝わってきた工法です。

「2×4工法」の代表的なハウスメーカー
三井ホーム、三菱地所ホーム、住友不動産、東急ホームズ など

 

 

しばいぬ
木の温かみを感じる住宅ってなんか良いよナ。

 

鉄骨造とは

建築物の骨組みに鉄製や鋼製の部材を用いる工法のこと。

高層階のマンションやビルは全て鉄骨造で造られています。

木造と同じように鉄骨にも大きく分けて2種類あり、骨組みとなる鉄骨(鋼材)の太さによって軽量鉄骨造と重量鉄骨造に分けられます。

 

軽量鉄骨造

一般的な規模の住宅では重量鉄骨造よりも軽量鉄骨造のほうが圧倒的に多く見られる。

木造軸組工法に似た考え方の、柱と梁、ブレース(筋交い)で支える工法。

木造と重量鉄骨造の中間とも言えますね。

最大手ハウスメーカーは軽量鉄骨造がとても多いです。

「軽量鉄骨造」の代表的なハウスメーカー
積水ハウス、ダイワハウス、トヨタホーム、パナソニックホームズ(旧パナホーム) など

 

重量鉄骨造

軽量鉄骨より厚く強靭な重量鉄骨の柱と梁で構成され、高層住宅にも対応可能。

実際のところ、一般住宅で用いられることはほとんどない。

「重量鉄骨造」の代表的なハウスメーカー
旭化成ホームズ、大和ハウス、パナソニックホームズ など

 

 

RC

 

RCとは「鉄筋コンクリート造」のこと!

現場で鉄筋を組み、型枠をはめてコンクリートを流し込む工法です。

圧縮力に強いコンクリートと、引張力に強い鉄筋を組み合わせています。

「RC」の代表的なハウスメーカー
大成建設ハウジング、レスコハウス など

 

はむすたあ
これで基本は抑えたっス。次にメリット・デメリットを見ていくっス!

 

各工法のメリットとデメリット

 

次に各工法のメリット・デメリットを見ていきましょう!

工法によって間取りの自由度やデザイン、総費用、工期などが異なります。

 

木造軸組工法のメリット・デメリット

 

メリット

・間取りの自由度が高い

→構造的な制約が少ないため、柔軟性が高い。間取りに関してかなりワガママなこだわりがある人は木造を検討しよう。

・吸湿性が高い

→木には「調湿作用」という湿度を調節してくれる機能が備わっています。部屋が乾燥しているときは湿気を吐き出し、湿度が高い時は湿気を吸ってくれます。

・耐火性が高い

→確かに鉄よりは燃えやすいですが、燃えたときに木の表面に炭化層ができ、芯が燃えるまでにはかなりの時間を要します。火が内部まで進行しないため、強度を保ち続け、倒壊を防ぎます。

・コストが安い

→基本的には鉄骨やRCに比べて木造のほうが建築費が安いです。平成27年度の国土交通省の調べでは、木造と鉄骨の坪単価は約22万円も違うというデータがあります。木造でも住友林業や一条工務店などの最大手メーカーに依頼したりすると、場合によっては鉄骨より費用が高くなってしまいます。

・狭小敷地、変形敷地にも対応しやすい

→構造や強度に問題が出ない程度に柱の位置を自由に設定できるので、あらゆる敷地への対応力が高い。

・リフォームが容易

→構造的な制約が少ないため、リフォームもしやすいです。図面さえあれば、別会社でもリフォームすることができます。将来的にライフスタイルの変化が予測されるご家庭は、木造軸組工法が合っています。

・固定資産税が安い

→鉄骨やRCよりも固定資産税が安い。

・住宅会社の選択肢が多い

→これは直接的な木造軸組工法のメリットではないですが、木造軸組工法で注文住宅を手掛ける住宅会社は非常に多いので、住宅会社の選択肢が多い。

 

デメリット

・完成度は職人の腕次第

→現場で職人が一から組み上げていくため、精度にばらつきがあります。

・柱のない大空間は苦手

→鉄骨に比べると強度が若干下がるため、どうしても柱が多めに必要になります。

・シロアリ対策が不可欠

→木材の天敵であるシロアリに構造部分の木材を食べられないように、防蟻処理を施す必要があります。

 

しばいぬ
メリットの多さを見ると、さすがは伝統的な工法って感じだな!!

 

2×4のメリット・デメリット

 

2×4も木造なので、耐火性が高いなどの木に関するメリットに関しては木造軸組工法と共通します。

その他に、2×4ならではのメリットとデメリットがあります。

 

メリット

・耐震性が高い

→柱や接合部分に負荷が集中しやすい木造軸組工法に対し、「面」で支える2×4は負荷が分散するため、高い耐震性を誇ります。

・断熱性、気密性が高い

→「面」で構成された箱型構造のため、構造に隙間ができにくく、気密性&断熱性が高い。

・柱のない大空間を実現しやすい

→構造が強いため、柱のない広々とした大空間を実現できます。

・木造軸組み工法より工期が短い

→同じ木造でも軸組工法より若干工期が短いです。

・品質が均一でムラが無い

→高度にシステム化、マニュアル化されている工法のため、精度が高く、ムラが無い。

 

デメリット

・開口部の位置や大きさに制約がある

→「面」で支える構造のため、窓やドアの大きさ、位置に制約がある。大きな窓は採用しづらい。

・後のリフォームには対応しづらい

→構造上どうしても取り除けない壁が多いため、後のリフォームが思うように出来ないことがある。

 

はむすたあ
さすがは北米から伝えられた工法。気密性・断熱性が高いのが魅力っスね!!

 

鉄骨造のメリット・デメリット

 

メリット

・耐震性が高い

→構造が強いため、耐震性が極めて高い。

・耐久性が高い

→木造よりも住宅の寿命が長く、住み続けられる。

工期が短い

→木造軸組工法と比較すると、工期は短いです。

・シロアリに強い

→実は鉄もシロアリに食べられることがありますが、木造よりも圧倒的にシロアリに強いです。

・柱のない大空間を実現しやすい

→鉄は強度があるので、少ない柱で大空間を作ることができます。

 

デメリット

・コストが高い

→木造と比較してコストが高いです。

・固定資産税が高い

→木造と比較して固定資産税が高いです。

・室内が暑く、寒くなりやすい

→鉄は熱を伝えます。外気温が低ければ鉄も冷え、室内に冷気を伝えます。暑い時もまた然りです。断熱性能を高める工夫を施しましょう。

・後のリフォームには対応しづらい

→第3者の会社では対応できないことが多く、リフォームコストも高いです。

 

しばいぬ
耐震性や耐久性に優れている分、高いんだなあ。

 

RCのメリット・デメリット

 

メリット

・耐火性が高い

→鉄筋コンクリートのため、火にとても強いです。防火地域でも難なく建てられます。

・耐久性が高い

→鉄骨を上回る強度で、長寿命です。

・遮音性が高い

→遮音性が高く、家の中の音を外部に漏らしません。楽器を演奏するご家庭なら検討しましょう。

 

デメリット

・コストが高い

→鉄骨をさらに上回るコストで、一般住宅では高級だと言えます。

・強い地盤が必要になる

→RCは重量があるため、重さに耐えうる強い地盤が必要です。

・後のリフォームには対応しづらい

→コンクリートを用いた住宅なので、簡単にはリフォームできません。

・工期が長い

→他のどの工法よりも工期が長いです。

 

はむすたあ
強度はNo.1間違いないっスね!!オシャレなイメージもあるっス。

 

4大工法をあらゆる観点で徹底比較!

 

今ここに4大工法が結集しました…!遂に激突です。

あらゆる観点から4つの工法をランク付けしていきます。

 

しばいぬ
なんか熱い展開になってきたな!

 

耐震性を比較!

 

RC ≧ 鉄骨 ≧ 2×4 > 木造軸組

 

まず初めに補足しておきたいのは、「どの工法で建てても最低限の耐震性は備えている」ということです。

木造軸組工法で建てた家が極めて強い地震に遭うと必ず倒壊するなんてことはありません。

地震大国日本では、建築基準法により最低でも「耐震等級1」以上の家を建てることが義務付けられています。

※耐震等級1 → 震度5では無傷。震度6~7でも倒壊しないレベルのこと

 

どの工法で建てても耐震性は十分にあります。

そのうえで、あえてランキングをつけるならば上記のようになります。

 

ちなみに、重量のある工法ほど大きく揺れます。

RCや鉄骨は倒壊のリスクは少ないですが、構造が重いため揺れが大きいのです。

木造は軽く、しなるため、揺れ自体は少ないです。

はむすたあ
割り箸って結構しなるよね。あんな感じっス。

 

「何よりも耐震性が重要だ!」そうお考えの方は、工法だけではなく構造についても勉強しておきましょう。

▼地震に強い家を目指すあなたに読んでほしい記事がこちら。

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耐火性を比較!

 

RC > 鉄骨 = 2×4 = 木造軸組

 

耐火性ではRCが単独1位

1,000℃の熱に2時間さらされてもコンクリートは強度が落ちないと言われています!

 

木造と鉄骨造は耐火性に関しては一長一短があり、ここでは引き分けとします。

木造と鉄骨を比較すると、燃えやすいのは木造です。

しかし、木の性質上、木の芯まで熱が浸透するにはかなりの時間を要すため、いくら燃えても倒壊しづらいのが木造の特徴です。

鉄骨は燃えにくい反面、鉄の温度が一定(約540℃)まで高まると、一気にその強度を失い、崩壊のリスクが高まります。

燃えやすいが倒壊しづらい木造。燃えにくいが崩壊のリスクが高い鉄骨。

 

しばいぬ
犬小屋もRCにする時代が間違いなく来る…!

 

気密性・断熱性を比較!

 

2×4 > 木造軸組 ≧ RC > 鉄骨

 

気密性・断熱性に特に優れるのは2×4

木は鉄と比べて熱を伝えないため、基本的に木造は鉄骨に比べて断熱性が高いです。

特に2×4はパネルを隙間なく組み立てる工法なので、加えて気密性も極めて高いです。

 

鉄骨やRCは熱を伝えやすいので、断熱材や断熱窓をしっかりと検討しましょう。

 

はむすたあ
北米の寒冷地域でも快適に過ごすために生まれた2×4…さすがっスね。

 

コストを比較!

 

木造軸組 > 2×4 > 鉄骨 > RC

 

最もコストを抑えられるのは木造軸組工法でしょう。

もちろん注文住宅ですから、どんな家を建てるのかによって金額は大きく増減します。

木造軸組工法であっても高価格帯のハウスメーカーもあるので注意が必要です。

 

やはり木材に比べて鋼材のほうが金額が高いのですね。

 

しばいぬ
コストを最優先する人は鉄骨・RCだと厳しいかもな…!

 

まとめ

 

間取りにこだわりつつ、コストを抑えたい人は木造軸組

気密性・断熱性にこだわりつつ、耐震性も捨てがたい人は2×4

耐震性にこだわりつつ、永く住みたい人は鉄骨

コストは高くても、万能で高い住宅性能にこだわる人はRC

 

を、検討してみると良いのではないでしょうか!!

木造の温かみが好きとか、鉄骨やRCの無機質さが好きとか、そういうのもあるでしょうね!

注文住宅を検討する際には、様々な工法で住宅会社を比較してみましょう。

 

しばいぬ
このブログを書いているヤツはなんとなく2×4が好きらしいぞ!
はむすたあ
「なんとなく」!?まあフィーリングとか直感も大事!?っすよね!?

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  • この記事を書いた人
きのぴー

きのぴー

注文住宅にかかわる仕事に就いて7年。わたしは思います。「注文住宅に関するアレコレは難しく書きすぎ…もっとわかりやすく説明できるでしょうが!」と!当サイト「チューモンズー」は、注文住宅に関するあらゆることを動物たちと一緒に楽しく学べるお役立ち情報サイトです。記事の中にはかわいい動物たちがたくさん登場していて、分かりやすく楽しく読んでいただけます!ゆっくりしていってくださいね♪

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