こんにちは!注文住宅業界歴6年、きのぴーです。
海外の家のようなおしゃれな外観やインテリアに憧れがある方は、輸入住宅のハウスメーカーが気になっているのではないでしょうか。
輸入住宅とは、一般的には海外の住宅建築のデザインや思想を取り入れ、海外の資材等を使って日本で建築する住宅のことを指します。
明確な定義はありませんので、ハウスメーカーによってどこまで海外の資材を輸入するかは違ってきます。
また日本では、木造軸組工法で建築する木造ハウスメーカーが多いですが、海外では2×4工法を採用している木造住宅会社がほとんどです。
2×4工法は面を組み合わせて建物を作り上げていきますので、地震に強かったり、高気密高断熱の住宅を作ることができるというメリットがあります。
このように輸入住宅は、デザイン面だけではなく構造面でも日本の住宅とは違った特徴があります。
今回は、おすすめできる輸入住宅ハウスメーカーとそれぞれの特徴をご紹介していきます。
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輸入住宅を提供しているおすすめハウスメーカー厳選6選!
セルコホーム
(画像引用:セルコホームHP)
「カナダの技術力を生かした、高断熱住宅の家」
セルコホームは仙台を本社におく、カナダの輸入住宅です。
カナダで現地調達した木材をそのまま日本に輸入するのではなく、カナダの現地の工場で加工してから日本に輸出しています。
資材が輸入されるまでは少し時間がかかりますが、着工してからは60日で家が完成するという、驚きの短工期を実現しています。
輸入住宅を始めて25年という長い歴史を持つセルコホームは、現地の工場やメーカーと積極的にパートナーシップを結んでいる為、商社を通すことなく適正価格で資材を調達することができます。
また、高い断熱性能な住宅もセルコホームの特徴です。
2×6でつくられた気密性の高い建物に、高性能32K相当のグラスウールを敷き詰めています。
天井230mm、壁面140mm、床面230mmと厚みも十分です。
密度が高いグラスウールを十分な厚さで敷き詰めている為、365日快適な建物を作り上げることができています。
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スウェーデンハウス
(画像引用:スウェーデンハウスHP)
「住んでからも納得の高気密高断熱住宅の家」
スウェーデンハウスはその名の通り、スウェーデンを中心とした北欧の輸入住宅です。
2015年~2020年の6年連続で、「オリコン顧客満足度調査」のハウスメーカー注文住宅部門第1位を獲得しています。
この調査は、建物の構造や性能の評価はもちろんのこと、スタッフやアフターサービスでの評価も含まれていますので、住んでからも満足度が高いハウスメーカーということがわかります。
スウェーデンハウスの1番の特徴は、木製サッシ三層ガラス窓です。
日本ではアルミや樹脂のサッシが一般的ですが、スウェーデンハウスでは木製のサッシを現地のスウェーデン工場で製造してから輸入しています。
木製のサッシが輸入住宅のデザインとマッチしているのはもちろんのこと、木は断熱性や防火性にも優れています。
加えて3層サッシを採用している為、日本でトップレベルの断熱数値を叩き出しているハウスメーカーです。
メープルホームズ
(画像引用:メープルホームズHP)
「自然素材を活かしたデザイン性の高い家」
メープルホームズは、北米から全ての内装材を輸入している自然素材を扱うハウスメーカーです。
高品質な木製の玄関ドアは家の顔となるので、取り入れるだけで家全体のデザイン性が高くなります。
また木製のオーダーメイドキッチンは、109通りもの扉の中から選ぶことができますので、自分だけのお気に入りのキッチンを作り上げることができます。
メープルホームズでは、自然素材ならではの味わいを表現するために、10種類の厳選した無垢材を使用しています。
また、2×4シリーズで使用する天然木の無垢材や構造材はほとんどをカナダから輸入しています。
さらに外装材は、フランスやイタリアからの輸入を行っており、各国のいいものを取り入れることができるハウスメーカーです。
その為、他の輸入住宅ハウスメーカーよりもデザインのバリエーションが豊かです。
ニューヨークやパリ、フランスのスタイルなど、全11の商品に加え、自由設計のフリースタイルや、気に入った素材を選んで作り上げるカスタムオーダースタイルもあります。
ブルースホーム
(画像引用:ブルースホームHP)
「建築資材を世界中から調達できる強みを生かしたデザイン住宅」
本社は東京都ですが、各地に加盟店がありますので幅広いエリアで建物を提供できます。
また、ブルースホームズは東証一部上場企業で建材を扱っているJKホールディングスのグループ会社でもあります。
その為、規模が近いような他の会社と比較しても安定性を評価できると思います。
ブルースホームズの特徴は、自由度の高いお客様の要望に近い家が作れる点です。
通常輸入住宅のハウスメーカーでも海外の取引先は限られていますので、選択の幅は狭くなってしまいます。
しかし、ブルースホームズは大元が建材会社ですので、各国から幅広いバリエーションの建材を輸入することができます。
その為、お客様の要望に合ったデザイン性の高い住宅を提案することができます。
また、カナダ基準の2×4や2×6の構法を取り入れている為、耐震性や断熱性にも優れた住宅を建築しています。
ただ、多くはフランチャイズの加盟店にて施工になりますので、加盟店によって対応や施工技術が違いますので注意が必要です。
インターデコハウス
(画像引用:インターデコハウスHP)
「輸入パーツを活かしたハンドメイドのオリジナル住宅」
インターデコハウスは北海道に本社を構える、フランチャイズ経営の住宅会社です。
展示場は15ヵ所ですが、エリアは北海道から鹿児島県まで幅広く点在していますので、対応エリアは比較的広いです。
「わたしらしく過ごせる家」をメインテーマにして、北欧スタイル・南欧スタイル・北米スタイルの3種類から自分の好きな外観や内装をチョイスすることができます。
3つのスタイルの中にはさらに細かく分類されていますので選べる幅はとても広いです。
輸入住宅で家を建てたいが、具体的なイメージがわかない方などにおすすめのハウスメーカーです。
また、国内外から輸入された種類豊富な建材や設備が、標準仕様として設定されていますので、自由度が高くて金額の増加がわかりにくい輸入住宅ハウスメーカーの中では、かなり安心して家づくりを進めることができます。
坪単価も他の輸入住宅ハウスメーカーよりも低めに設定されてますので、低予算で輸入住宅を建てたい方は検討してみてもいいかもしれません。
三井ホーム
(画像引用:三井ホームHP)
「大手ハウスメーカーの安心感と高い品質が魅力の家」
三井ホームは言わずと知れた大手ハウスメーカーです。
ほとんどの構造材に、樹齢100年以上の高強度なカナダの木を採用しています。
三井ホームが輸入するカナダの木は、第三者機関からの森林認定を受けた合法性が確認されている木に限定しています。
その為、高品質で安全性の高い木材だけを使って家を作り上げています。
建材などは三井ホームオリジナルの物も多い為、他の輸入住宅会社と比べると完全な輸入住宅ではありません。
しかし、海外のデザインを取り入れた商品群を元に、設計士と外注のインテリアコーディネーターが高いデザイン力を持ってオンリーワンの注文住宅を作り上げていきます。
また、大手ハウスメーカーならではの全館空調などの設備性能の高さや、耐震実験を元に作られた大開口大空間を作り上げる技術力は群を抜いています。
ご紹介しているハウスメーカーの中でも価格帯は高いですが、安心感、デザイン性、高品質、技術力の全てを重視したい方は、三井ホームをおすすめします。
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輸入住宅ハウスメーカーまとめ
輸入住宅ハウスメーカーの特徴をご紹介しました。
輸入住宅はとても素敵な外観の家が多いですが、周りの住宅や風景と馴染みにくいというデメリットもあります。
色味や家の形状を変えるだけでも、周りに馴染んだ素敵な輸入住宅を建てることはできますので、しっかりとハウスメーカーに現地調査をしてもらった上で打合せを進めましょう。
また輸入住宅の場合、世界各国の住宅デザインを扱うハウスメーカーが多いので、イメージの共有がしにくいこともあります。
建ててから後悔しない為にも、自分達が思い描いているデザインや色があるのなら、言葉ではなく写真などで視覚的に伝えることをおすすめします。
構造材を海外から輸入しているハウスメーカーは多くありますが、デザインや住宅の考え方、細かい建材を海外から取り入れている大手ハウスメーカーはほとんどありません。
海外のおしゃれなデザイン性住宅を検討している方はぜひ今回紹介したハウスメーカーを検討してみてください。