- 玄関タイルの色選びに関する失敗例が知りたい!
- 失敗しにくい玄関タイルの色の選び方は?
- 人気な玄関タイルの色が知りたい!
注文住宅の打合せにはたくさんの色選びがあります。
外壁やクロスなどの広範囲の部分は気合いを入れる方も多いですが、小さな面積の箇所はサクッと決めてしまう方も多いです。
しかし、玄関タイルにおいては小さな範囲の色決めですが慎重に選ぶ必要があります。
なぜならサクッと決めてしまったがために住んでから後悔している方がたくさんいるからです!
今回は、玄関タイルの色選びでの失敗例を元に、失敗しない選び方や人気の色をお伝えします。
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玄関タイルの色選びでよくある失敗事例9選
では、さっそく失敗事例を紹介していきます!
ホワイト系などの明るい色の失敗事例
ホワイト系などの明るい色の中には次のような色味があります。
- 白
- ベージュ
- 薄黄
- 薄グレー
では、失敗例を確認していきましょう。
ホワイト系の失敗①泥汚れが目立つ
明るい色の玄関タイルは、薄黒い泥汚れが目立ちます。
玄関タイルについているほとんどの汚れの原因が、靴裏に付いた泥汚れです。
特に雨の日などは水分を多く含んでいるので、足跡がくっきりと付きますよね。
その後、晴れて乾いてしまうと足型の泥汚れとして玄関タイルに付着してしまうのです。
乾いた泥汚れは中々落ちにくく掃除も面倒なので、後悔しているという意見がたくさんありました。
ホワイト系の失敗②サビが目立つ
明るい玄関タイルだとサビも目立ってしまいます。
サビは赤茶っぽい色なので茶系や暗い色なら目立ちにくいですが、ホワイト系の明るいタイルはかなり目に付きます。
アイアン調のラックや植木鉢の台を置く方も多いですが、雨が降るとすぐに錆びてしまうことがあります。
サビは1度付いてしまうと、泥汚れ以上に落とすのは大変です。
雨が降ったらサビがつく前に、タイルから植木鉢やラックをどかして水で流しで乾かすようにしましょう。
手間に感じる方はサビが目立たない色のタイルを選ぶか、錆びる可能性のあるものを玄関タイルに置かないようにしましょう。
ホワイト系の失敗③反射して眩しい
かなり明るい白系のタイルを選んでしまうと、反射して眩しく感じるという意見もありました。
玄関タイルだけなら面積が広くないので気になりにくいですが、玄関タイルとつなげて広いタイルデッキを作った場合などに気になることがあります。
具体的には次のような失敗事例がありました。
- 部屋のカーテンを開けると反射して眩しい
- タイルデッキで遊んでいると眩しくて疲れる
- 白いタイルデッキが反射していて目立つので外観デザインが悪くなる
玄関タイルだけでなくデッキにもタイルを使おうと考えている方は、色のトーンを少し下げることをおすすめします。
グレーやベージュにするだけでも真っ白に比べると大きな違いがありますので、ぜひ検討してみてください。
黒などの暗い色の失敗例
続いて、黒などの暗い色の失敗例です。
暗い色には具体的に次のようなカラーがあります。
- 黒
- 濃紺
- 濃グレー
ブラック系の失敗①砂ぼこりが目立つ
黒などの暗い色は、砂ぼこりが目立ちます。
砂や泥は水分がなくなればなくなるほど色が明るくなってきます。
そのため、暗い玄関タイルの上に白っぽい汚れが出てきてしまい、とても気になるという方も多いです。
履き掃除をすればすぐにきれいになるのですが、なかなか毎日できないという方も多いですよね。
砂ぼこりが立ちやすいような周辺環境だったり、風が強い地域に家を建てる方は玄関タイルの砂ぼこりの汚れに苦労しやすいです。
ブラック系の失敗②花粉が目立つ
黒っぽい色の玄関タイルは、黄色い花粉もとてもよく目立ちます。
特に3~5月は花粉の飛散量がとても多いので、地域によっては玄関タイルにたくさんの花粉がつくこともあります。
花粉症の方は玄関タイルに付着する花粉を見るだけでも嫌だと思いますので、なるべく花粉が目立たないような色を選ぶといいでしょう。
ブラック系の失敗③玄関が狭く見える
暗い色は圧迫感があるように感じられます。
同じ部屋の面積でも、真っ白な部屋と真っ黒な部屋では後者の方が圧倒的に狭く感じる視覚的効果があるのです。
これは玄関タイルにおいても同じです。
暗めな色のタイルは外から見るとかっこいいですが、室内に入ると空間に圧迫感を持たせてしまうこともあります。
コンパクトな玄関を計画している人や、開放的な玄関を作りたいと考えている人は明るめな色の玄関タイルを選んだ方がいいでしょう。
その他の色の失敗例
その他にも玄関タイルの色に関する失敗例は色々あります。
その他の失敗①外観の雰囲気に合わせて色を選んだら内装とマッチしなかった
玄関タイルと玄関ドアは建物の中で唯一、外観にも内観にも影響する箇所です。
そのため、外観・内観どちらにもマッチしている色やデザインを選ぶ必要があります。
しかし、ほとんどのハウスメーカーは外観決めの際に玄関タイルの色決めを行うため、外観に合わせたタイルの色を選びがちになってしまいます。
外観にぴったりな玄関タイルの色を選んで、いざ建物が完成してみると内装とマッチしていなかったということがあります。
玄関タイルを検討するときは、内装の床や建具、クロスの色などを再チェックしてから決めるようにしましょう。
その他の失敗②汚れが目立たないテラコッタカラーにしたら建物に合わない
テラコッタカラーは玄関タイルの中でも汚れが目立ちにくいです。
イタリア語で「焼いた土」という意味を持つテラコッタカラーは、オレンジがかったブラウンで泥や砂ぼこりなどが目立ちにくいです。
また、オレンジが強いので花粉やサビも気づきにくい色味をしています。
しかし、テラコッタカラーは合わないテイストもあるというデメリットがあります。
南欧風などの可愛らしい洋風な家にはぴったりですが、和風やモダンなどには全く合いません。
汚れのことばかりを気にしすぎて色を選んでしまうと、外観と馴染まず玄関タイルだけ浮いてしまうこともあります。
その他の失敗③タイルを3色ミックスにしたらデザインが気に入らない
デザイン性にこだわる方は、何色かのタイルをミックスさせる方もいます。
オリジナリティのある玄関にはなりますが、色選びとバランスが非常に大切です。
実際に採用した方で次のように後悔している方もいます。
- 組み合わせた色同士が合っていなくて変だった
- 色の割合を間違えて想像通りの玄関タイルにならなかった
- インパクトの強い配色にしたら飽きがきた
同系色や淡い色でミックスさせると失敗しにくいですので、ミックス張りを検討している方は色を慎重に検討しましょう。
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玄関タイルの色選びで失敗しないコツ
今まで紹介した失敗例を元に、玄関タイルの色選びのときに失敗しないためのコツを5つ紹介します。
失敗しないコツ①大きめのサンプルやパースでチェックする
玄関タイルのサンプルは実物よりも小さいです。
そのため、サンプルを見たときのイメージと実際に施工されたときの印象が違うこともあります。
ハウスメーカーが持っているならば大きめなサンプルを用意してもらって色味をしっかりと確認しましょう。
大きめのサンプルがないならばパース図を作ってもらって全体像をイメージしましょう。
失敗しないコツ②外でも色味をチェックする
屋外から建物を見るときは、照明ではなく太陽の光が当たっています。
そのため、玄関タイルを決めるときは必ず外に出て色味を確認しましょう。
玄関タイルや外壁などは太陽光に当たると室内で見たときよりも明るく見えるので、実際に施工すると外観のイメージと違ったと感じてしまう人もいます。
その様な失敗がないように、打合せの時に玄関タイルのサンプルを持って屋外へ行き、色合いをチェックしてから確定させましょう。
失敗しないコツ③タイル単体でなく外壁との調和を意識する
玄関タイルの色を決めるときは、外壁との調和を意識して決めることが大切です。
玄関タイル単体で色決めをしてしまうと、外壁とマッチしないこともあります。
そのため、必ずタイルのと一緒に外壁のサンプルも出してもらって色を決めましょう。
失敗しないコツ④同系色で迷ったら暗めの色を選んでおく
玄関タイルは様々な種類がありますが、カラーバリエーションはそれほど多くありません。
そのため、同じグレーでも薄いグレーなのか濃いグレーなのか中間のグレーなのか迷ってしまう方も多いでしょう。
少しの濃淡で迷ったときは濃い(暗い)色のタイルを選んでおきましょう。
先ほどもお伝えした通り、玄関タイルは太陽の光に当たると少し明るく見えます。
また、生活していくうちに砂ぼこりが被って若干白っぽくもなります。
そのため、濃い色を選んでおいた方が、イメージに近い外観に近づきやすいです。
同じ色の濃淡で迷った場合はぜひ参考にしてみてください。
失敗しないコツ⑤カラーをミックスさせるときは割り付けを考える
数種類のカラーをミックスさせて玄関サイズを完成させる場合は、割り付けを設計士に任せず自分たちでチェックしましょう。
割り付けでは、まず以下の3つのことを考えます。
- どの色を使うか
- それぞれの割合はどうするか
- どのように配置をするか
これらのことを考えた上で図面に色を落とし込んでいきます。
色に落とし込んでみると、1色だけ目立ってしまったりバランスが悪いなどという点が見えてきます。
割付図で確認することで実際と同じように全体像で確認でき、失敗が少ないです。
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よく選ばれるタイル色はズバリ…
では、人気のタイルの色は何色なのでしょうか。
過去のお客さんの採用率が高かった色BEST3を発表します。
人気色BEST3 ベージュ
ベージュの玄関タイルもとても人気があります。
特に黄味がかったベージュよりも、ブラウンに近いベージュの方が選ばれることが多いです。
ベージュの中でも少し色を濃くすれば、汚れが目立ちにくくお手入れが楽です。
また、少し色の濃いベージュでも色を明るくすることで、重い印象を与えることもありません。
ベージュには洋風や和風などの様々なスタイルの建物がマッチします。
人気色BEST2 ブラウン
ブラウン系は汚れが目立ちにくいので、かなり人気がありました。
黄・赤などの配合によって、同じブラウンでも様々なバリエーションがあるので、お気に入りの色味を見つけられる方も多かったです。
また、色の濃淡によって可愛らしさや柔らかさを出したり、かっこよさや重厚感も出せます。
室内の床や建具も茶系を使う人が多いので、外観をメインで選んでも内装とマッチする可能性が非常に高いというメリットもあります。
人気色BEST1 グレー
1番人気はグレー系でした。
グレーはほとんどのテイストにマッチし、飽きにくいです。
また、外壁や内装材の色と合わないということはほとんどなく、どんな色にも合って主張しすぎません。
汚れも目立ちにくくて扱いやすいため、「デメリットがない!」と非常に多くのお客様に選ばれています。
筆者おすすめのタイル色もグレー
私もグレーの玄関タイルをおすすめします。
ひとまとめにグレーと言いましたが、グレーの中でも様々な色味があります。
私のおすすめのグレーをいくつか紹介しますのでよければ参考にしてください。
グレー系人気色①チャコール
グレーの中でも少し濃いめのグレーのことです。
黒ほど色が濃くないので汚れが目立ちにくく、アクセントを与えながらもそこまで主張をしない、玄関タイル向きの色味です。
かっこいいモダン住宅や高級感を出したいときはチャコールがマッチするでしょう。
グレー系人気色②トープ
トープとは茶味を帯びたグレーのことです。
グレーは黒系なので冷たい雰囲気を感じてしまうこともありますが、茶系の色が少し入るだけでかなり柔らかな雰囲気になります。
和風や洋風などの温かみのある建物にしたいときにぴったりの色味でしょう。
お気に入り&実用的な色を選んで素敵な玄関づくりを
玄関タイルの色を選ぶときのポイントは次の3つです。
- 自分が気に入った色を選ぶ
- 外観・内装どちらにも合った色を選ぶ
- 手入れが楽な色を選ぶ
上の3つの全てのポイントを網羅するような玄関タイルの色選びをしてください。
お気に入りの玄関タイルを選んで、素敵な玄関・外観を作っていきましょう。
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