こんにちは!きのぴーです。
玄関は家の顔と言ってもいいくらいに大切な場所です。
玄関によって家の印象は大きく変わりますので、なるべく立派な玄関を付けたいものです。
玄関にはデザインや材質に種類があり、費用もそれぞれ違います。
玄関をこだわればこだわるほど費用は膨れ上がってしまいますので、できることなら費用を抑えていきたいですよね。
今回は玄関の費用の比較や、玄関の費用を安く抑えるテクニックについてご紹介していきます。
玄関ドア 素材別 費用比較
種類 | 素材・仕上げ | 参考費用(取付け工事込み・円) |
一般普及品 | アルミ玄関ドア | 100,000~ |
一般普及品 | アルミ玄関引き戸 | 150,000~ |
オーダー | スチール製玄関ドア(ガラスなし) | 170,000~ |
オーダー | スチール製玄関ドア(ガラス入り) | 200,000~ |
オーダー | 木製玄関ドア(ラーチ合板造作仕上げ) | 200,000~ |
オーダー | 木製玄関ドア(無垢) | 300,000~ |
玄関ドアの種類はアルミ製とスチール製、木製に分けられます。
その中でも一般普及品やオーダーの玄関があり、一般的に多く使われているのはアルミ製の玄関ドアです。
アルミの玄関ドアは腐食に強くてメンテナンス性が良く、素材自体が軽くて玄関ドアの開閉も楽にできます。
スチール製の玄関ドアは主にマンションに使われていることが多く一戸建ての住宅にはあまり使われていません。
木製の玄関ドアは木の風合いが良く出て家の外観に味を出してくれますが、定期的に塗装をする必要があります。
アルミ製の玄関ドアは、メーカーからたくさんのデザインがそろっていて大量生産しています。
そのため、玄関ドアの費用も他の素材に比べて安価ですので、玄関ドアの費用を抑えたいという時はアルミ製の玄関ドアを選ぶといいでしょう。
玄関ドアの種類と費用
玄関ドアは扉上にガラスがはめ込まれている「らんま付き」や扉2枚の「親子ドア」などの種類があります。
その種類によっても玄関ドアの費用が変わりますので確認しておきましょう。
- らんま付き
- 片開き・片袖・両袖・親子
- アルミ色・木目色(アルミ玄関ドアの場合)
- 玄関ドアのサイズ
- 玄関ドアの断熱仕様
玄関の費用を抑えたいときは
- らんまなし
- 片開き
- アルミ色
- 規格品サイズ
- 断熱仕様なし
となります。
玄関ドアサイズがオーダーになると費用が高くなってしまうので、玄関ドアサイズは規格の中から選ぶことが費用を抑えるポイントです。
玄関ドアの断熱仕様は、地域によってどれくらいの性能が必要か地域によって分けられています。
断熱性能はいくつか分けられていて、寒い地域ほど高断熱の性能を必要とします。
もし、お住まいの地域が断熱性を必要としない地域でしたら断熱仕様なしの玄関ドアを選ぶことで費用を抑えることができます。
玄関ドアの費用を安く抑える12のテクニック
玄関費用を抑えるテク①:玄関ドアは既製品を選ぶ
玄関ドアの費用を抑えたい場合は、既製品の玄関ドアを選ぶことをおすすめします。
LIXILやYKKなどのメーカーは、アルミ製の玄関ドアを多く販売しています。
玄関ドアのデザインも豊富にそろっていますので、家の外観にこだわりたいという方にもおすすめです。
アルミ製の玄関の他に無垢板の玄関にしたい場合も、既製品があるので気に入った玄関ドアがあるか探してみましょう。
玄関費用を抑えるテク②:玄関ドアの高さをあまり高くしない
玄関ドアの費用を抑えたいときは既製品の玄関ドアを選ぶことですが、玄関ドアのサイズがオーダーになってしまうと費用が高くなってしまいます。
また既製品でも玄関ドアの高さが高いと費用も上がります。
一般的に玄関ドアの高さは約2mです。
それよりも高い2m40cmの玄関ドアにすると費用も跳ね上がりますので、玄関ドアの費用を抑えたいという方はあまりおすすめしません。
玄関費用を抑えるテク③:木製ドアはメンテナンスを考慮
木製の玄関ドアにしたい場合はメンテナンス性を考えておく必要があります。
木製の玄関ドアは、太陽の紫外線で起きる色褪せや仕上げの塗料が剥離するなど定期的に塗装を行う必要があります。
玄関ドアの位置環境が悪いとすぐに劣化が見えてくるので木製の玄関を選ぶときは注意が必要です。
あまりに玄関ドアの劣化を放置してしまうとメンテナンス費用が高くなってしまいます。
木製の玄関を選ぶときは、玄関ドアの費用を抑えたとしても、後々のメンテナンス費用がかかってくることを予測しておきましょう。
玄関費用を抑えるテク④:費用を抑えるのならアルミ製
アルミ製の玄関は腐食に強く基本的にメンテナンスが必要ありません。
メーカーもアルミ製の玄関ドアを多く販売しており、デザインも豊富にそろっています。
玄関を安く抑えたい場合は、メンテナンスが少ないアルミ製の玄関ドアを選ぶことをおすすめします。
ただし、腐食に強いと言っても年数や環境によっては玄関ドアに白い粉が付着したような白錆が発生する可能性があります。
そのため玄関ドアを掃除するなど日頃からお手入れをしておくことが大切です。
玄関費用を抑えるテク⑤:色はアルミ色を選ぶ
アルミ製の玄関ドアはアルミ色と木目色の2種類の色があります。
玄関の費用を抑えたいという方は、アルミ色の玄関ドアを選ぶといいでしょう。
アルミ色でも色の数がいくつかありますので、気に入った色を選ぶことができます。
もし、予算に余裕がある場合は木目色の玄関ドアもおすすめです。
木目色の玄関ドアは木の風合いをよく再現しておりますので家の外観に暖かみを表現してくれます。
木目色もデザインに種類がありますので気に入ったデザインを選ぶことができます。
玄関費用を抑えるテク⑥:親子ドアよりも片開きドアを選ぶ
玄関ドアには「片開き」や「親子ドア」、「片袖」「両袖」の4種類があります。
玄関ドアの費用を抑えたいときは「片開きドア」を選ぶといいでしょう。
「親子ドア」はメインのドアの隣にサブとして小さいドアが設けられている玄関ドアです。
2つのドアが取り付けられているため、両方のドアを開けることで玄関が開く間口が広くなるメリットがあります。
しかし、堂々とした印象がある「親子ドア」ですが、費用も上がってしまいます。
「片開きドア」はシンプルで今風な玄関を演出し、費用も抑えることができますので、玄関ドアの費用を抑えたいという方にはおすすめです。
玄関費用を抑えるテク⑦:らんまなしを選ぶ
現在では少なくなりましたが、玄関ドアの上にガラスをはめ込んだ「らんま付き」の玄関ドアも販売されています。
らんまがあることで光を取り入れて玄関前を明るくする特徴がありますが、費用も高くなります。
玄関ドアの費用を抑えたいという時は「らんまなし」の玄関ドアを選ぶといいでしょう。
また、「らんま付き」は玄関ドアの上にガラスがあるので玄関ドアの高さが低く感じます。
一面に玄関ドアがあると堂々とした印象になり、玄関ドアも高く感じますので費用を抑えたいという方は「らんまなし」を選ぶといいでしょう。
玄関費用を抑えるテク⑧:引き戸タイプの費用対効果
玄関引き戸は通常の玄関ドアに比べると費用は高くなりますが、玄関の間口が広がりバリアフリーに適しています。
玄関引き戸の開閉時の音も風情があり、玄関ドアとはまた違った印象を表現してくれます。
費用は高くなりますが、玄関を開けたときの幅が広がり、出入りがしやすくなるため検討してもいいのではないでしょうか。
玄関引き戸は既製品から選べますので比較的に費用を抑えて導入することができます。
玄関費用を抑えるテク⑨:モルタル仕上げにアクセントタイル
玄関のたたきの仕上げをモルタル金ゴテ仕上げにすれば費用を抑えることができます。
モルタルだけの仕上げでは味気がないという方は、アクセントにタイルや浜辺のビーチグラスを埋め込むことで個性的なデザインの玄関にすることができます。
また、タイルはネット通販で購入することができるので、さらに費用を抑えられます。
玄関費用を抑えるテク⑩:収納棚にシューズクローゼット
比較的安価で玄関のインテリアに合った下駄箱収納を既製品で探すとなると、中々見つからないものです。
そういう時はシンプルに収納棚を作ってシューズクローゼットを設置すると、費用を抑えるばかりか探す手間も省けますのでおすすめです。
このシューズクローゼットはアウトドアグッズなどの置場にもなります。
玄関費用を抑えるテク⑪:シューズクローゼットの出入りは扉を省略
シューズクローゼットを設置するのなら玄関側と室内の両方から出入りできる作りにしておくと、使い勝手が良く便利です。
玄関側と室内の両方から出入りする作りにする時は、出入口とも扉をなくすことで費用を抑え導線もスムーズになります。
玄関費用を抑えるテク⑫:1枚板を渡して荷物置き場やベンチに
玄関は靴の脱ぎ履きが楽にできる場所や、買い物した物を置く場所があると便利です。
本格的に作ると費用は高くなってしまいますが、板を1枚設置してちょっとしたベンチにするだけならそこまで費用はかかりません。
買い物した物を置くときや靴の脱ぎ履きの時に腰を下ろせる場所があると使い勝手の良い玄関となるのでおすすめです。
まとめ
ここまで玄関ドアの費用の比較や玄関の費用を安く抑える方法についてご紹介してきました。
玄関ドアは家の外観を決める顔となります。
玄関ドアの費用を抑えたいという気持ちが先走ってしまうと、あまり見栄えのしない玄関を選んでしまい、家の外観を損なわせてしまいます。
アルミ製の玄関は多くの既製品がありメンテナンス性も良く比較的に費用を安く済ませることができます。
玄関ドアを選ぶときは、予算を考えながら使い勝手が良くデザイン性のある玄関ドアを選びましょう。