こんにちは!毎日8時間は寝たいです。今回は…
「一戸建てを買いたいけどいまいちどの辺りに住めばいいのかよく分からないわ」
「土地が安いのはどこ?子育てがしやすいのはどこ?」
「私が死ぬまで住んで良いと思えるパーフェクトな街はどこなの!?」
そんな疑問を持っているあなたに読んでもらいたい記事です!
…突然ですが、あなたは住みたい街ランキング1位の街に住みたいと思いますか?
☆【関東】住みたい街ランキング2018(SUUMOより)
1位 | 横浜 |
2位 | 恵比寿 |
3位 | 吉祥寺 |
4位 | 品川 |
5位 | 池袋 |
6位 | 武蔵小杉 |
7位 | 新宿 |
8位 | 目黒 |
9位 | 大宮 |
10位 | 浦和 |
…ボクは思いません。
何故ならボクは「実家にも今の職場にも近い場所に住みたいから」です。
横浜が遂に首位…?吉祥寺が首位陥落…?知ったことではありません!!
横浜…恵比寿…吉祥寺…縁もゆかりもございません!!全部遠いわ!!
つまり何が言いたいかというと、「住みたい街ランキング」と「あなたにとって本当に住みやすい街」とはなーんの関係もないということです。
実際、皆さんも住みたい街ランキングを見て、
ぐらいにしか思ってないんじゃないですか!?
そんな人いませんよね!?
あなたにとって住みやすい街はどこか。
その答えは住みたい街ランキングにはないでしょう。
お任せください。あなたが「本当に住みたい&住みやすい街」を見つける方法をこの記事で伝えます。
あなたにとって本当に住みやすい街を見つけるためにチェックしたいポイントは全部で4コ。
▶ その街の土地の相場価格を知ること!
▶ 子育てがしやすい環境なのか?
▶ ハザードマップに学ぶ防災対策!
▶ 住む街の「今」を知ろう!
ひとつずつ丁寧に解説しますからねー!!
住みたい街の土地代相場を知ろう!
いくら住みたいと思う街があってもその街の土地代相場が高すぎると住めませんよね!
まずは住みたい街の土地がいくらくらいするのか調べてみましょう。
住みたい街の土地代相場を知りたいときにとっても便利なサイトが「土地代データ」です!
国土交通省が地価公示表に基づき毎年3月に全国の土地代相場を公表しており、それらのデータを見やすくまとめてくれているのがこのサイトなんです。
▼土地代データにアクセスし、住みたい街ランキング1位の横浜市の土地代相場を見てみると…
土地代の坪単価平均で107万353円かかることが分かりました。
社会生活統計指標-都道府県の指標-2018によると、神奈川県の1住宅当たりの平均敷地面積は約51坪。
横浜市内はもう少し土地が狭いことを考慮して40坪程度だと仮定すると、1,070,353 × 40 = 42,814,120円!
土地代だけで4,000万円程度かかってしまいます!ある程度の目安でしかありませんが、横浜市内に土地探しから始めて家を建てるというのは裕福な方でないとなかなか難しいのかもしれませんね…。
「土地代データ」で調べることで住みたい街の土地代相場が分かるため、「そもそも予算的にその街に住めるのか?」という疑問が解消できます。
あなたの住みたい街はどこですか?まずは土地代データのサイトで土地代相場を把握してみましょう!
調べた結果、その街の土地代相場が思ったよりも高く、予算内で間に合わないなら、もう少し都心から離れた街を検索してみましょう。
現実的な金額で土地が買え、職場からの距離も妥協できる範囲、ご実家へ行くにもそう遠くはない。そんな街が見つかるはずです!
土地代相場以外にも注意して見たいポイントがあります。それは「土地価格の推移」です。
土地代相場は街によってさまざま。相場価格は下がっているよりは上昇している方が将来性・発展性があり、望ましいですが、急上昇の街には急落するリスクもあり不安定です。
住みやすい街は景気に左右されず、土地価格が安定しています。景気に左右されやすい街は不安ですよね。
▼ここで横浜市の土地代相場の推移を見てみましょう。
大きな変動もなく、安定していますよね。
住みたい街ランキング1位は伊達ではありませんでした。
- プチまとめ
☞ 「土地代データ」で住みたい街の土地代相場を知ろう!
☞ 住みたい街に住めるかどうかは予算次第。色んな街の土地代相場を調べよう!
☞ 土地価格の推移が安定している街は景気に左右されない安心の街!
住みたい街は子育てがしやすい環境ですか?
子供にはのびのびと育ってほしい。お子さんを持つすべてのご夫婦に共通する思いですよね。
街によって出産や子育ての支援はまちまち…医療の受けやすさもバラバラです。
待機児童の問題や、出産支援、子供の医療費補助、教育への取り組みなど、子育てへの対応は街によって大きな差が出るポイントです!
そこでまたまた便利なサイトをご紹介します。「生活ガイド」です。
このサイトは…
▶ 結婚・育児への支援状況
▶ 教育施設の現状
▶ 医療施設の充実度
▶ 自治体による各種支援の違い
などがとっても見やすくまとまっているんです!これは「神サイト」!
▼生活ガイドで横浜市がどれだけ子育てしやすいのか見てみよう
まずは生活ガイドにアクセスして…①神奈川県をクリック
②次に横浜市をクリック
すると、横浜市に関する基本データが表示されます!
全国814の自治体と比較したランキングもあってすごく見やすいですよね。
総人口数や人口の推移からはその街の将来性が見えてきますし、平均気温や降水量・日照時間からは暮らしやすさが想像できます。
雨が多いと洗濯物が干せなくて嫌ですよね。日照時間が長いほうが嬉しいです。
③さらに「結婚・育児」をクリックしてみると…
④結婚や育児に関する補助制度や医療費に関する内容などなど、子育てをするうえで気になるポイントが網羅されています!
「横浜市は保育所の数がすごく多いんだ!」
「入院医療費は中学校卒業まで自己負担なし!これは嬉しいね!」
「結婚祝いで記念の苗木がもらえるんだね!カワイイ♡」
「月額保育料は全国的にみると少し割高なんだね…」
色々な気付きがありますよね!
例えば医療費が「小学生まで無料」と「中学生まで無料」とでは、自己負担しなければならないお金が大きく変わってきます。
お子さんが2人、3人ともなればその差はさらに広がっていきます。
また、教育機関や病院の整備にどれだけ力を入れているのかも大きなチェックポイントです。
学校・病院の数だけではなく、それぞれのサービスの中身についても細かくチェックすることが重要です。
「結婚・育児」以外にも「生活公共料金」「医療・福祉」「教育」など、様々なジャンルでその街の暮らしやすさについて徹底的に調べ上げましょう!
そして色んな街を比較しましょう!比較することであなたにとって良い街・良くない街が明確になります!
住みたい街は災害に強いですか?
日本は地震大国と言われています。
特に東日本大震災以降、「住みたい街」の条件として優先順位が顕著に上がった「防災」。
大前提として、災害を避けられる地域はありません。
どこに住んだとしてあらゆる災害にさらされるリスクはあります。
大切なのは、災害にさらされるリスクが大きい街なのか、小さい街なのかを知ること。
事前に下調べをして災害リスクの小さい街に住むことが、愛する家族を守ることに繋がるでしょう。
災害に強い街を知るために便利なサイトが「重ねるハザードマップ」!運営元はなんと国土交通省!
場所を入力するだけで「洪水」「土砂災害」「津波」のリスクが分かるサイトです。
今回は例題として横浜駅の災害リスクを見てみましょう。
▼横浜駅の洪水リスクは?
河川が氾濫したときの浸水範囲を7段階で色分け表示しています。
近くを川が流れている地域は洪水のリスクが高いです。
横浜駅を赤枠で囲ってみました。横浜駅は比較的洪水のリスクが高いですね。
▼横浜駅の土砂災害リスクは?
土砂災害とは具体的に、土石流、急傾斜地崩壊、地滑り、雪崩などを指します。
傾斜が厳しい地域や地盤が軟弱な地域は土砂災害のリスクが高いです。
埋立地や川沿いなどは比較的地盤がゆるいとされているので注意が必要です。
横浜駅は土砂災害に関しては災害リスクが低いと言えます。
▼横浜駅の津波リスクは?
予想される津波の高さを7段階で分けています。
30cm未満の津波リスクがあるとされる地域もあれば、20m以上の津波リスクがある地域も。
海沿いの地域は津波のリスクが高いです。
横浜駅は海に近いので、津波のリスクが高いことが分かりました。
あなたの住みたい街は災害に強い街ですか?重ねるハザードマップで調べてみましょう!
加えて、災害の際の避難場所が近くにあるかどうかも調べておくと完璧ですね!
住む街の「今」を知ろう!
ここまでの3つのポイントはデータを用いて客観的にその街を見てきました。
しかし、データでの情報収集もさることながら、その街に住まう人の「生の声」も気になるところ。
その街に対するポジティブな面やネガティブな意見などを聞き、データも含めて総合的に判断したいですね。
数字には表れない貴重な意見や要素が詰まっていることでしょう。
現在ではSNSやネットの発達によって、「生の声」を集めることは容易になりましたが、
中でもお勧めしたいサイトが「goo住宅・不動産」です!
このサイトでは「今住んでいる人たちのリアルな声」をたくさん聞くことができます!
使い方は簡単!goo住宅・不動産にアクセスしてエリアを選択します。
▼またしても横浜駅を例に見ていきましょう
①まずは都道府県を選択
②沿線を選択
③駅を選択
④5つ星評価が表示されます。横浜駅については80件ものレビューが!
⑤リアルな街の声を読みまくりましょう!(画像は一例)
街の良いところは探しやすいけど、嫌な部分はなかなか表面化しづらい。
ネガティブな意見も大量に集めることができるのは、口コミサイトならではの圧倒的な強み。
スーパーがあるか?病院があるか?美味しいお店は多いか?治安は良いか?などなど、読みまくってその街に詳しくなろう!
まとめ
今回は「あなたにとって本当に住みやすい街はどこか?」というテーマでした。まとめます。
まずは住みたい街を頭の中で漠然と一つ決めてみること。
そのうえでその街に関して情報収集を深めます。情報収集するべき4つのポイントとそれぞれの便利なサイトは以下の通りでしたね。
- 土地代相場を知ること(参考サイト「土地代データ」)
→ 住みたい街に予算的に住めるのかを調べましょう。住めないならもう少し都心から離れながら候補地を探していきましょう。
- 子育てがしやすい環境かどうかを調べること(参考サイト「生活ガイド」)
→ 探し出した候補地は子育てがしやすいのかどうか調べましょう。
- 災害に強い街かどうか確認すること(参考サイト「重ねるハザードマップ」)
→ 災害のリスクが少ない街であることを確認しましょう。
- その街に住む「生の声」を聞くこと(参考サイト「goo住宅・不動産」)
→ 最後に、データだけでは分からない情報を集めて総合的に判断しましょう。
いかがでしょうか。
予算内で土地が買えそう、子育てもしやすく、災害リスクも低くて、口コミでも高評価。
そんな街は見つかったでしょうか。見つかったなら本当に嬉しいです。